『「ごめんね」』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「ごめんね」
あの時素直になれてたら、今どうなってたかな
いつも素直になれなくてごめんね
気付かぬうちに傷つけてごめんね
ずっとそばにいるって約束したのに…
一緒にいてあげられなくてごめんね
「謝ってくれればそれでいい」
なんて言う被害者をニュースで見ることがある。
理解ができない。たかが言葉ひとつ、いくらでも嘘をつけるし、いくらでも反省した振りは作れる。賠償や罰を求めた方がいいのではと外野から思う。相手がそんな対応をするのなら、害するだけ得じゃないかとさえ思う。
「ごめんね」
これだけで気が済む人間もいるということか。
コストパフォーマンスが高い言葉だ。
ごめんねってそのひと言を言えてたらこの関係はもっと続いていただろうか。もう過ぎてしまったあの日の事を思い出すのはもうやめよう。この先も後悔は消えないだろうけどこれからはごめんねが言える自分でありたい。
私は貴方に愛してもらってる。なのに私の目には貴方の悪い所しか映らない。愛してもらってると思うことが出来ない。いや、違う。愛されてると思いたくない。愛されてるということを認めてしまったら、私は、「 」
ごめんね。こんな娘で。ごめんね。ごめんね、
「ごめんね」
魔法の言葉
なんでみんな使えないの?
魔法なのに
・・・できなかった。
ごめんね。
反省と謝罪
これできれば基本◯
余計なケンカは時間と気持ちの浪費だよ
相手を思いやってれば
お互いに自然に出てきて
◯になるんだ
「ごめんね」
は角を取り除いてくれる魔法の言葉
この言葉を気にしてたら相手を思いやれる
◯く過ごしたい
【「ごめんね」】
ごめんなさい
貴方に謝らなければならないことがあります
私は貴方が思っているより良い子ではありません
人の悪口を言わないだとかそんな事はないし
言わないとやってられないとさえ思っております
誰にでも簡単に言うという訳ではございませんが…
勉強だって自信が無いだけで
していないわけではございません
いつも自分を守っているのです
結果が悪かったときのために
私はつまらない人間
それでいてめんどくさい人間です
人といると疲れてしまう
友達と出かけるより家で1人でいる方が好き
寄り道せず早く家に帰りたいなど
1人になりたくなるのです
でも1人でいると不安になる
矛盾していると自分でも分かっております
しかし直せないのです
自分ではどうすることも出来ない
このことを貴方に伝えられたらどれほど楽か
伝えてしまいたいという衝動を
嫌われたくないという感情が邪魔をするのです
「ごめんね」
たった一言
貴方に伝えられたら
私は今日も1人暗闇の中
後悔の海に溺れる
ごめんね素直じゃなくて
頑固で融通効かなくて
うんと絶対言わないという
自分はそうなのに
他人がそうだと怒るという
私にだって幸せにしたいと思える人がいた。
この人となら不幸になっても構わないとすら思った。
でも現実は傷つけてばっかりで、今になって愛されていたのだと気づくことばかりだ。
ごめんね。
ありがとう。
幸せでいてね。
きっともう会うことはないけど。
いつも、「ありがとう」は素直に言える。
でも、「ごめんね」は素直に言えない。
「自分は悪くないのに」とか、「なんで謝らないといけないの?」とか…。
言い訳ばかりしちゃう。
自分が悪い、悪くない。相手が悪い、悪くない。
ぐちゃぐちゃな気持ちを「ごめんね」は1つにしてくれる。
「ごめんね」は、仲直りの魔法の言葉。
『「ごめんね」』
謝ることが多すぎると何を謝るんだかわからなくて何も謝れなくなるのかもね。頭の中でずっとごめんごめんって叫んでるとき、実は一度も言葉にはなってないことに気づかなかったりする。いろんな理由で言葉にしない小さなごめんが積み重なって、胸いっぱいに広がった罪悪感や悲壮感で苦しくって辛くって。とにかく君から逃れたいんだ、こんな気持ちでいたくないんだって、自分の中の苦い苦い感情を味わうので精一杯ですって顔してたりする。
そんな顔見せられてたら、諦めるしかないし忘れるしかないし。そうじゃなければ、普通は怒るし、険悪になるし、どんどん嫌いが進んで、お互いの嫌なところばっかり拾い合うようになる。そのうち、ああ、もう、いいや、こんな奴に謝らなくってって関係になる。
だからひとまず、そうなる前に。
謝りたくても謝れない、でも勇気をだして謝る
人生最大に入るような...でも、ちっぽけな挑戦
なんでもない時に
“ごめんね”
って言ってしまうのに
喧嘩した時に限って
“ごめんね”
が出てこない
〖ごめんね〗
僕よりつらそうな顔をしている君に、
どうしても上手く接することができない。
不甲斐なくてごめんね。
君が少しでも早く笑顔になることを
祈っているよ。
上手く教えられなくてごめんね
先輩なのに笑顔でいられなくてごめんね
しっかり覚えてなくてごめんね
ごめんねって意外と重い
忠告を聞かなくてごめん
君を避けてごめん
信用出来ないや
【「ごめんね」】
「ごめんね」
たった4文字が言えなくて
会えなくなった友達に
今とても会いたい
「ごめんね」
あの時ちゃんと言えば
よかった
僕は都合が悪くなるとすぐ逃げ出してしまう。そんな時、「ごめんね」なんて言葉に意味はないだろう。逃げ出したことは何者からも許されることはないんだ。きっと。
「ごめんなさい」
自分のせいなのに口答えしてごめんなさい。
被害者ぶってごめんなさい。
無能でごめんなさい。
生きててごめんなさい。
ちょっと強く言われただけなのに。
過去のトラウマがよみがえって、あのときの「口癖」が勝手に出てくる。
彼はすぐに、「ごめん、言いすぎた」と言いながら抱き締めてくれた。
違うのに。自分が勝手に過剰に受け取っただけなのに。全然言い過ぎなんかじゃなかったのに。
ごめん。本当にごめん。
満足に怒りをぶつけることもできない、こんな煩わしい人間になっちまって。
でも、こんなヤツを受け入れてくれて、そばにいてくれるこの男には感謝しかない。
いつか、ちゃんと言えるようになりたい。
まっすぐ怒ってくれてありがとう、
好きになってくれてありがとう、
って。
【「ごめんね」】
あの人と、仲良くなりたい。
「ありがとう」と「ごめんね」を
私の方が悪くても、言ってくれる。
双方に害が及んだ時に、
躊躇わず謝ってくれる人。
廊下でぶつかって
カバン蹴られちゃって
靴踏まれちゃって
押し避けられて
「ごめんね」って、言われてみたい。
勇気のあるあたたかい言葉を
自発的にかけてくれる人に、憧れた。
《「ごめんね」》
それは彼女の口癖だ。
テーブルに置かれた塩を手渡す時。
手が届かぬ場所の本を取った時。
涙が溢れた目へ当てるハンカチを手渡した時。
目眩でふらつくその身体を支えた時。
闇に魅入られた色を持つ彼女の「ごめんね」を聞くたびに、僕の心に風が吹く。
疑念の雲を少しずつ吹き払うかのように。
ぼやけた心の輪郭がはっきりと見えたなら、
本当の彼女を知る事が出来るのだろうか。
あの人の言う『ごめんね』は「いいよ」と同じ意味であることが多い。
些細な言い合いもすれ違いも
「俺が悪かった、ごめんね」と引いてしまうし。
こちらのわがままも甘えも
「好きにしていいよ」と許されてしまう。
そんなの愛じゃないと言ったところで
「ごめんね、俺にはこれしか分かんないや」
へらりと笑っている。
そういうところが嫌いだった。
「ごめんね」も「いいよ」も俺のことは気にしないで、と距離を置かれているようで。
喧嘩をしてもその度にお互い少しずつ歩み寄って、
二人のかたちを作っていくものじゃないのだろうか?
思っていても口下手な僕は何も言えずに、代わりに涙が溢れてくる。
泣かれている理由も分からず慌てながら「ごめん、ごめんね」な、しきりに繰り返す姿。
(寂しいんだよ)
「…分かれよばか」
嗚咽に交じる悪態も、この人じゃなければ。