『「ごめんね」』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「ごめんね」
全ての事に ごめん
好きでいればいるほど、ごめんねって一番難しい言葉
君はいつも「ごめんね」って言うよね。
私はね、君の口から「ごめんね」より「ありがとう」の方が聞きたいな。
#「ごめんね」
「ごめんね」
その言葉が聞きたいわけでも、なんでもない。じゃあ、私はどんな言葉をかけてもらったら目の前にいる彼を許せるのだろう。
「怒ってるよね…?」
私の顔色を窺いながらも、彼は申し訳なさそうな顔をしているのには変わりない。そんな顔が見たいわけじゃない。ただ、笑って過ごしたいのに、どうしてこんなことになっちゃったんだろう。
「ごめんね、が聞きたいんじゃないの…そうじゃなくて、私もよく分からなくて…なんて言ったらいいか…」
目頭が熱くなる。泣きたいわけじゃないのに。込み上げてくる涙に耐えられない。右目から意識せず流れる涙は、悲しいから?怒っているから?自分自身でも全然分からない。
仕事が終わったら食べようと思っていたプリンは、帰宅して冷蔵庫を開いたらなくなっていて、空の容器がゴミ箱の中にあった。私よりも早く帰っていた彼に聞けば、小腹が空いて冷蔵庫を開けたらプリンがあって食べてしまったと言った。その『聞く』時の声色は、いつもの私よりもトーンは落ちていたのも分かる。あると思っていたものがなくなっていた虚無感を彼にぶつけるかのように。でも、その声のトーンによって、落ち込ませる気もない愛する彼を元気がなくさせてしまった。帰宅した直後はおかえりといつもと変わらない笑顔だったのに。プリンを食べてしまったのは彼だけど、私は罪悪感を抱く。
だって、私は彼の笑顔に助けられてきたから。
「ねぇ、名前?」
「…なに?」
「名前のことだからさ、むじいこと悩んでるのかもしれない。そう考えさせちゃったのも、プリン食べちゃったのも全部含めてごめんねって言いたいんだ」
何が、言いたいんだろう。
「…だから、ね?俺、コンビニでプリン買ってくるから待ってて!」
「え?」
「ふたつ!2つプリンを買ってくるからさ、一緒に食べよ?」
彼は2つを示すようにピースした手を私に見せてくる。眉はまだ下がったままだけど、彼はこんな悩む私と一緒に前に進もうとしてくれる。
「うん、一緒に食べよう。…私もコンビニ行く」
「夜遅いから手、繋いで行こ」
帰ってきたら、一緒に向かい合ってプリンを食べてる姿が目に浮かぶ。その時、私たちは2人で笑いあっている。
こうして彼は、いつも私を笑顔にさせてくれる。いつどんな時でも。そんな彼が大好き。
おかあさんごめんね。沢山心配かけて。
大変なのわかってるけど、些細なことしか手伝えないね。
ごめんね
過去の自分
あなたがいたから
今の私がいるんだよね
ありがとう
舞華
私がいなければ君の人生はもっと輝いたんだろうな。
ごめんな。
ごめんね、ごめん
自己満足って言われるかもだけど、ごめん
ホントにごめんね
生きててごめんなさい
死ねなくてごめんなさい
「社会に適応して、己の生存を保証する」
そんな “私” の役割を全うできていない私なのに
ストレスを言い訳にして
夜更ししても、暴食しても
この身体は私が生き残るために 必死に働いてくれる
「いつもごめんね、そしてありがとう。」
もっと上手に生きれるように、頑張るね。
いつかの言葉。
忘れていたら思い出し、振り返ってみると溢れる感謝。
ごめんねの倍ありがとうで溢れる世界
謝った記憶はないが謝り損ねた記憶ならある。今も同じ状況で謝れる自信がない。
時折思い出しては心の中で謝ってみる。相手はどんな顔をするか考えると、興味がなくなり、謝罪シーン128.movはゴミ箱行きになる。
本当に謝らなければいけなかった時のことを、すっかりわすれている自信ならある。
この謝りたい気持ちは、自分のためにあるのだろう。
相手のことを思うならそのとき謝っているし、思っていないならもう忘れているから。
もっと自由になればいいのに
『「ごめんね」』
「ごめんね」
2022/05/30
私君のこと好きになったかもしれない
今1番に君からのLINE待ってるし、
君の声が聞きたい、
早く会いたいな、
ごめんね好きになっちゃった
会いたいよ
「ごめんね」
ある日わたしは
神さまみたいに優しい自分にであった
神さまみたいに優しいので
自分のことを後回しにするとか
そういうレベルではない
祈りそのものとなって
存在しているのが
神さまみたいに優しい自分だ
祈りは語りかける
言葉もなく語りかける
「きみはわるくないよ」
「永遠に愛しているよ」
抱きしめる腕のなかで暴れる
そのなにかを見つめて
一緒に泣く
それが祈るということだ
真実と一緒にいること
それが祈るということだ
わたしは神さまのような自分に話しかけた
「あなたのその
神さまみたいな愛を
必要としている人にプレゼントしましょうよ」
すると神さまは言った
「わたしが神で、ほんとうに良いのでしょうか」
なんということだ
自分が自分に生まれたことに
自信がもてないというのだ
そこで私はまた問いかけた
「あなたが自信のないわけを、よかったらきかせてもらえませんか」
すると神さまはしょんぼりし
かわいい様子でこう言った
「だってこんな私より、ほかに好きな神がいるのでしょう?わたしが一番なのでなく、ほかの神が好きなのでしょう?」
わたしは目をまん丸にしてこう言った
「神さま、あなたは唯一無二の存在で、あなたはわたしの神ではありませんか」
唯一無二
それは宇宙ただ一人ということ
わたしのほかにわたしはなく
わたしの前にもあとにも、それはない
わたしは私であることを喜び
わたしが私であることを祝福するのだ
ある日神さまみたいに優しい自分に出会った
わたしは神さまの目をまっすぐにみてこう言った
「あなたは私の神です」
“「ごめんね」”
…言わなきゃ、
今日こそちゃんと受け入れなきゃ
今までたくさん迷惑をかけた
自分で引くくらいわがままを言った
君の気持ちに気づかないふりをした
救われてみたかっただけなんだ
頑張ったねって言ってほしかっただけ
本当は全部、平気だったんだ
君はそんなことないってわかってたのに
『ごめんね』
素直に言いたいのに
顔を見たら言えなくて
心では何度も言ってるんだけど
そんなんじゃ伝わらないってわかってる
勇気を出してやっと言えた「ごめんね」が
ぎこちなく小さな声で恥ずかしくて
私がもっと素直なら簡単に言えるのかな
「大スキ」より難しいよ「ごめんなさい」は
言わないでよ。言わないでよ。
私が開くそのページには無数の地獄がある。
目で追いかけられないくらいの言葉が、声が
あったの。
だけどさ、この、空白の部分に何かあるだけ
まだマシなのかも知れないと……私は言った。
ビリビリに破いて、粉々になるくらいに丸めて、
おかしいな、おかしいな、何でこんなに涙が
流れるの。
私が開くそのページには確かにまだ心があったの
醜いだけの、心があったの……。
嘘をついて、私は、麻縄に首をかけた。
by恋愛の迷い子
『電話』
『婚約したんだ 結婚が決まったんよ』
先輩から電話が来た時 私はたぶん
目一杯 頑張った
「本当ですか?やっとじゃないですか!
おめでとうございます!」
大好きな先輩とその彼女さん
二人ともに 私はとてもお世話になった
『大好きな』って言うと
誤解されそうだけど 別に 奪いたいとか
別れたさせたいとか そうじゃない
本当に 本当に お似合いの二人で
私は 二人とも大好きだった
もちろん わたしなんか 子どもだし
相手になんかされるわけもなく
二人にとっては 妹みたいなもの
わたしは いつも二人を
素敵だなぁって思って 見ていた
ただ……ただ……
私の
心の
奥の
底の
下の
ずーっと ずーっと隅の方に
誰にも気づかれないように
押さえつけて 隠していた 気持ちが
あったんだ
「本当に おめでとう ございますっ…!
良かった 良かったっ!……」
電話だから 見えないよ
だからさ
ちょっとくらいなら
わからないさ
わたしの目から ホロホロと
涙がこぼれた
なんで泣くの?
なんで?
嬉し泣き?嬉しいの?
………
違うよ
違うじゃん
素直になれよ 認めろよ
一瞬 無言の時間が流れた
その時
『……ごめんな』
突然 先輩が言った
『………喋らなくていいから ちょっと
こっから俺の勝手なひとりごと な
……知ってたよ
知ってたから 一番最初に 俺の口から伝えたかった
それだけ ……
違うかもしれないけど……
それだけ……』
私は 黙って 唇を噛んだ
息を飲み込んで ゆっくり吐き出す
「はぁ?なんの事ですかっ?
なにいってんだか さっぱりわからんですよ!
なに かっこつけちゃってるんですかっ!
笑える~!!」
わざとらしく 笑ってやった
『……マジかー!そうかー!違うかー!
いや いいんだ いいんだ
ひとりごとだからさ
なんだよ 残念だなぁ
たまには格好つけさせてよ
独身最後に 言ってみたかったのさ!
……悪かったね
ま そーゆーことで 今から他にも連絡入れなきゃ』
「了解で~す!ありがとうございました!
おめでとうございます!何かみんなでお祝い考えますね! お幸せにっ!!」
電話を切る
切った瞬間に わたしは
声をあげて 泣いた
溢れる涙で 溺れそうになりながら
声をあげて 泣いた
好き 好きです
大好きです
叶わないのは知ってた
絶対に叶わないのは知ってた
だから 一番奥底に封印したのに
バレてたの?
気づかれてたの?
いつ?
どこで?
泣きながら ベッドに伏せる
大丈夫 大丈夫
誰にも見られてないから
この気持ちを また
箱に詰めて 心の底に沈めてやろう
大丈夫 大丈夫
明日になったら きっとまた 笑えるから
笑ってみせるから
だから 今日だけは
もう少しだけ 泣かせてください
「ごめんね」
あなたの優しさを
あなたの言葉の意味を
私は ちゃんと 知っていました
「ごめんね」
生まれてきて「ごめん」
死にたいなんて言って「ごめん」
何もかもごめんなさい。私のせいだ!
と叫んでも届かない響かない。声に出してないからだ。
でも、「生まれてきてごめんなさい」は小声で言える。
愛してると言われても、大好きと言われても、気にしなくていいよと言われても、私の心にしつこくまとわりつく黒い靄、悪夢。
私が不幸を呼ぶ。だから、私なんか……死んでしまえばいいのに、私の方が不幸を味わうべきだ。
そう願っても幸せは私にしつこく絡みつく。
優しさや、幸せという呪いを解くには死ぬしかない。
私は死んだら地獄に落ちるけど、せめて言わせて。
「いままで、ごめんなさい」
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