今朝、猫が死んだ
私の大事な大事な弟。15歳だった。
悲しくて悲しくて涙がずっと止まらない
待っていれば来てくれる気がして、
目をつぶっていれば足音が聞こえる気がして
泣いていたら、いつもみたいに来てくれるんじゃないかって
でも来ない
見えない。聞こえない。
でも、そこにいるんだろうなって気はするの。
よく乗ってた段ボールの上、ベッドの上
私の膝の上、ご飯のある場所
そこにいて、私をじっと見てるんだろうと思うの。
心配してくれてるんだと思うの。
だけど、だけど、だけど
どうしようもなく涙が止まらない
これから寝れない夜はどうしたらいいの?
1人で泣いてる時誰が気付いてくれるの?
あのふわふわでもふもふでぷにぷにな体はもうないの?
早すぎるよ。今じゃないよ。
君無しでどうやってこれから生きていけばいいの
わたしは不登校の人間が嫌いだ。
もちろん、その不登校の人間とは、わたしと同じ学校学年の1人だけなんだけど。
学校にこない理由がいじめとかじゃなくてただ単に面倒くさいからとか言ってるのが嫌いだ。
去年せかせかサポートしてあげたのに、裏で実はサボってたところが嫌いだ。
当たり前に学校にこなかった分のプリントを頼んでくるのが嫌いだ。
まるで、自分がわたしの一番の理解者であるみたいな顔をしてくるのが嫌いだ。
提出物を出していないのを心配した先生を一蹴したのが嫌いだ。
何度も、好きになろうとした。だって部活も一緒だから。
いいところを探して。
頑張ってみた
けど、おまえ、だめだよ。
距離感おかしいもん。
なんて、書いたけど、書いてる時に気付いたよ
わたしの心せっまいなあ…
お前の方がわたしと距離置いた方がいいよ。
心と身体が、心と精神が離れ離れなんだ
私、AOぜーんぶ落ちちゃった。
いろんな人が私がAO入試で受験を終わらせようとしてたことを知ってる。
だから、みんな聞いてきた
「どうだった?」って。
私は笑顔で答えるの。「全落ちだった!!」って。
だって、余計な心配させたくないじゃん。
泣いてくれる子もいて、心配してくれる子もいて、そんな時に泣けるほど空気読めない奴じゃないんだよ。
笑って、取り繕って、大丈夫だよって何回も言った
落ちたことを正当化して、一般に向けての理由付けもちゃんとして
それでみんな「本当にAOに向いてたんだよ。だってめげずに頑張れてるじゃん!」って。
違う。違うんだよ。
今もふとした瞬間に涙が溢れるんだよ。
塾の友達のSNSが目に入るのがいやで全員ブロックしちゃったんだよ。
でも、この気持ちに蓋をして、私は学校で笑うんだ。
ずっと自分に自信がなかった
だって、頭が悪いから
全然覚えられなくて、ミスも治らなくて、効率も悪くて
でも、憧れてしまった
だから入った地獄のような塾だった
トップを走る同年代も
当たり前のように高みを目指せと言う先生の姿も
かっこよくてキラキラしてて憧れた
それと同時に苦しかった
自分のできなさが、頭の悪さが
どうしようもなく自分を蝕んで、何度も泣いた
だけど、先生が言ったんだ
「お前は光る部分がある。」って
「喋りなら誰にも負けないだろう」って
「その発想力は誰にもできないだろう」って
だから私ここまで来れたよ
「おれの目に狂いはない」そう言ってくれてありがとう
あなたの審美眼を証明してみせる
どうか今日の私よ、どこにも行かず、側にいてくれ。
もしもいつか
遠い未来で本当の本当に愛したいと思う人と巡り会えたら
わたしはきっと、その愛を叶える
ありったけの愛をその人に捧げる
でも、わたしも欲しい
愛が欲しい
自分に自信をくれるほどの愛を誰かに注いで欲しい