M.I.

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5/16/2025, 9:55:43 AM

No.316『光輝け、暗闇で』

どうか、この暗闇を照らす光が私の元に訪れますように。
私には光を発せるだけの元気も勇気もないから、だから元気が有り余ってる人に光を照らしてもらいたい。

5/14/2025, 9:41:01 AM

No.315『記憶の海』

辛い記憶の海に飛び込んだらそこから出られなくなった。
冷たく暗い海の底でただひたすらに自分を責める。
きっと助けを待っても誰もきてくれない。
私たちは、自分でその海を抜け出さないと光を掴めないらしい。
とりあえず少しだけでももがいてみようと思う。

5/13/2025, 9:36:29 AM

No.314『ただ君だけ』

他には何もいらないから、ただ君だけが生きていてくれればよかった。
だけど、世界は残酷で僕から君を奪っていく。
もう一生この世界に期待なんてしてやるもんか。夢を見てやるもんか。
じゃあな、クソな世界。

5/9/2025, 8:11:12 AM

No.313『届かない……』

空に手は届かない。
星にも手は届かない。
私の周りには手が届かないものばかり。
でもそれは仕方がない。だからいつからか手を伸ばす事をやめた。
もう私は諦めてしまったんだ。
ああ、でもあなたには手を伸ばしたかった。
私の一番だった人。
私の最愛だった人。
彼はもう遠い遠い空の向こう。
彼だけは諦めたくなかった。いつか会える日を信じて天国に手を伸ばす。
それが届かない事を知りながら。

5/6/2025, 8:55:53 AM

No.312『手紙を開くと』

隠すように引き出しの奥にしまってあった手紙を見つけた。
あいつのことだからかっこつけたかったんだろう。
あいつは少しイタイ奴だった。
その手紙を開いてみる。

「私の大切な人に幸あれ」

は、はは…ほんとにイタイ奴だよ、お前。小説の読みすぎだっての。そんなお前に便乗してやるわ。

「お前がいないこの人生に幸せなんてねえんだよ」

溜まってた涙がこぼれ落ちた。

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