Name34

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1/6/2026, 4:59:19 PM

君と一緒に

ずっとずっと前から想っていたんだよ。私では君に不釣り合いで、私に君はあまりに遠い。わかっていた。それでも願ってしまったんだ。
どうか、一緒に終わってくれないかって。

12/9/2025, 3:36:28 PM

凍える指先

「もう、届きませんね。」

11/6/2025, 12:28:42 PM

時を止めて

「貴方はいつまでも褪せることがないね。」
穢れを知らない真白なワンピースから惜しげもなく晒されるすっと長い手足。可憐で不適な笑みを浮かべる君に僕は淡い想いを抱く。
年季の入った椅子に腰かけ、日々に思いを馳せた。
いつまでそうしていたのだろう。穏やかな日差しを右頬に感じて体を起こす。その暖かさに少しの憂いをもって窓へと視線をやった。綺麗な夕焼け空。
「綺麗だ。あの日もこんな晴天だったよね。」
「帰りがけ君が引いてくれた手を思い出したよ。」
「…」
「そっちでも楽しくやっているのかな」
窓に映った自分と目が合った。あの頃よりも伸びた背。あの頃よりも低くなった声。あの頃よりも増えた皺。
君の清廉なそのワンピースも、可愛くて大好きな笑みもなにもかも変わらないのに、僕だけがどんどん変わっていってしまう。僕だけが時を重ねてしまう。
貴方の記憶はいつか褪せてしまうのだろうか。
君が進んでくれないのなら僕だって進みたくなかった。

10/14/2025, 9:03:01 AM

LaLaLa Goodbye

今日はなんだかとっても晴れやかな気持ちで、空でも飛べそうな気がする。昨日までの悩みや鬱屈とした日々を全て忘れ去って、このまま飛び出してしまいたい。思い立ったが吉日。そうだ、飛び出してしまおう。こんな世界なら、私が見放してやろう。飛んでやるんだ。そうしよう。
私に後ろ指をさしていた同僚や頼りにならない上司、私の魅力に気づかず別れた恋人たち、残念だったな。もう私はお前たちの手の届く範囲にはとどまらないのだよ。今後一切何を言ったって思ったようにはならない。できることならば一生悔やんでくれ!さらばだ!
「未完で読みきれないのが悔しいよ、グッドバイ」
「君の言葉を貸してくれ」
「LaLaLa Goodbye」

10/10/2025, 4:16:18 PM

一輪のコスモス

黒ってなんだか縁起が悪い?
そんなこともないわ。少なくとも私にとっては。
この恋はもう終わってしまったけれど、それでも思うの。
悪くなかったって。あの人に恋した時間は、かけがえのないものだった。
私、いつの日かオレンジの花を持って言うの。
素敵な恋だったって。

黒/「恋の終わり」「恋の思い出」
オレンジ/「幼い恋心」

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