ヒペリカム

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2/21/2023, 3:15:54 AM

「誰の為に生きているの?」
そう聞かれて こう答えた
「誰の為でも無いさ…自分の為?尚更違うさ…」
生きたまんまの抜け殻 宛ても無く さ迷うだけ
失ったモノは何だっけ? それにさえも 気付かないフリをして
ボクが此処に居る事に意味なんて在るの?
価値が在ると言うなら どうか信じさせて欲しいよ

キズついてなんかなかった 涙さえも出なかった
いちいちこんな所で 泣いてられないんだ
強がりだって良いだろ 他にやり方を知らない
窮屈過ぎる空間に いつまで耐えれるかな

四角い空の向こうは 此処にはない自由が在る
煩い静寂の中… そんな事を 思っていたんだ
感情亡くしたわけじゃなかったんだ
そう思わなくちゃ辛すぎて 生きれそうにないんだ…

哀しそうな瞳で僕を見るな! 同情なんてまっぴらさ
だから嫌なんだ涙なんて 見せるもんじゃない
キズついてなんかなかった 涙さえも出なかった
はじめから期待なんて してるから傷つくんだ
哀しそうな瞳で僕を見るなよ! 同情なんてまっぴらさ
だから嫌なんだ涙なんて 見せるもんじゃない

誰も信じないわけじゃない
簡単に入り込んで
容易く闇をあさられるのが
嫌だっただけさ…

2/19/2023, 12:09:40 PM

流した涙は一体僕に
何を伝えたかったんだろう?
降り続く雨 鏡の前に 独り 泣き崩れた夜
強くなりたかった
例え 何を捨てても

何にも感じなくなった 心に
君が触れたその手の 温もりは痛いほど
僕には 優し過ぎたの
差し延べるその手を 振り払った 愚かな僕…

一人きりで 生きて行くには
君を 知り過ぎてしまった
ざわめく胸に 今も君が
僕の心を掻き乱す
乾いたココロに 溢(こぼ)れ落ちた滴(しずく)

君にさえ 逢わなければ
失う恐ささえも 知らずに 生きられたのに…
愛なんて言葉なんて 今更信じたくないの
差し延べるその手を 振り払った愚かな僕…

ねぇ全てを振り払って
僕には何が 残るんだろう?

2/18/2023, 1:58:31 AM

数年身につけていた時計が
ある日突然壊れてしまった
そう言えば昔、数年身につけていた
ネックレスも、ある日突然
何処かに消えてしまった

気に入って使っていた
バッグも、何の前触れもなく
肩かけの紐の部分が突然切れてしまった
なんてこともあったな

お気に入り、いつも近くにあったもの
その時は、何も気にせず使っていたけれど
ある日突然無くなってしまったら
何だか、ぽっかり穴が空いた気持ちになった
それはもう、自分の一部みたいなものだから

失ってしまったものには
心から「ありがとう」と「さようなら」
また、いつか心から欲しいと思えるものが
見つけれたらいい
それもまた縁だと思うから


ありがとう、さようなら






2/16/2023, 11:40:56 AM

街の灯りが消える前に
どうかもう一度貴方に逢いたい
思い出なんかにさせないで
たとえ明日消えてしまっても
どんな言葉で伝えたら伝わるのかな
たとえば全てで ぶつかれたなら
何かを変える事は出来るかな
ねえ、どうして ただ純粋に
好きなだけ それだけなのに
傷つけてしまうのだろう?
想いだけ溢れるばかりで…

純粋に言った言葉が 時に誰かを傷つけても
偽りのない汚れのない 言葉をいつだって伝えてたい
流した涙が渇いた心に触れた時
言葉に出来ない痛みだけが
体中から零れ落ちて消えてった…

強くなる…言い聞かすほど
弱さが余計見えてくる
もっと素直になれたのなら 貴方と
向き合えるのかな

どうか貴方に、この想いが
伝わりますようにと祈った…

強くなる…言い聞かすほど
弱さが余計見えてくる
もっと素直になれたのなら
貴方と向き合えるのかな

ねえ、どうして ただ純粋に
好きなだけ それだけなのに
傷つけてしまうのだろう?
想いだけ溢れるばかりで…

2/13/2023, 1:55:42 PM

失った笑顔は あまりにも多過ぎて
僕の横を 人は通り過ぎて行く
なんだか僕は 急に置き去りに
されてしまったような 気持ちになって 焦りだした

大人達はこの道をうまく 通過するために
「ある程度心を殺して 人に愛されるために
人と同じ事をしろ」という
きっとそれも選択のうちのひとつ
そうだね、この世界では 何がいったい
間違ってるとか 正しいとか なんて
正直、誰にも解らない
だからね僕は 例え独りきりに なったとしても
僕は僕らしく 生きようと 決めたんだ
生きるってのは 何だか難しいよね
自分の思い通りに行かない
この群れの尻尾に 何とか僕は必死で
しがみついているよ

時に過ちを犯して 時に誤解があって
時に矛盾もあったりして 僕らは生きて行く
何かにつまづいた時僕らは この「命」を
終わらせようと する時もあるかも 知れない
終わらせる事も できなくて
この「命」そのものが それを許さなくて
僕ら自身を支配する 事もあるのかも 知れない…
生きる事が 例え惨めだと 思う日があっても
それでも生きることを 止めたくはない

さあ、僕は行くよ いつまでも此処には 居られない
この道の果てに きっと僕を 待っている
何かがあると 信じてるから

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