懐かしい夢を見た今はもう
あの頃には戻れない…
悲しいほど 優しい夢だった
変わらないと思ってた
『変わらないで…』願ってた
そんな何気無い日々が
今はもう眩し過ぎて
いつか君と眺めていた 空を見上げ
一人泣いていた

時間(とき)はただ哀しいくらいに
この体を擦り抜けてく
僕を横切る人の群れに 君を見た気がした…

あの頃僕たちは いつでも 寄り添うように
泣いて、笑いながら 生きていたよね
幼な過ぎたあの頃 君が居ればそれだけで
良かったと思えた それだけで幸せ感じた
いつか君と交した約束 君は今も覚えてますか？

いつだって大切なものばかり 失ってきたけれど
そんな僕に手を差し延べてくれた君…

変わらないもの 変わってくもの
その全てが愛しくて 戻れない日々…
切ないくらい 君を思い出すよ
流れてく日々 取り残された
僕は今も ココに居る 変われない僕が…

人を信じれば信じる程に疑い深くなって
疑えば疑う程自分を嫌いになった
そんな自分がとても嫌だったから
僕は自分から突き放す事選択んだの

『愛』なんて言葉の意味をちゃんと知らないままに
体だけ大きくなってしまった僕は
まだ子供なままの心を何処かに
あの日僕は置いてきてしまったの

空っぽになった心で 例えば明日なんてもう
見えないと嘆いてしまう日もあるかもしれないけれど
それでも僕は此処に居たいと 叫んでいたいよ
例え悲しいモノばかりを 拾い集めてしまう生き物であったとしても
信じれば裏切られるそんなものなんだと
思っていたよ君に出会うまでは...

『あの日君と出会えたからきっと今の僕が此処に居る』
ありきたりな言葉しか言えないけど
君に出会えてホントに嬉しく思う
君が教えてくれた事すべて、僕は忘れないからね

ねぇ、親愛なる同士よ この空の何処かで君は今日も
上手く呼吸することは出来ていますか？
たまに泣きたくなる日もきっとあるだろう…
そんな時には思いきり声出して泣いてさ
その後はまたゆっくり歩き出してみるよ
幸せになってやろうよ それぞれの道でさ

ねぇ？君のその目に 僕の姿はどう映ってますか？ ねぇ？君のその耳に 僕の声はどう響いてますか？ ねぇ？君の心には 僕の想いはどう伝わってますか？
僕の想い全て、君に届くと良いのにな

貴方はとても 優しいから
どんなに愚かな者も 許せてしまう
こんな私にも 貴方は優しすぎて
私は泣いてしまう
そんな悲しい 優しさで
誰のために 生きるの？
貴方の心が 少しずつ
死んでゆくのに 早く気付いて
傷んだ翼を 温め合おう
もうひとりぼっちじゃない

誰かのために 傷ついたら
傷んだ貴方の 心はもたない
優しい貴方じゃ 全てを吸い取って
しまうから もうそろそろ
自分のために泣いてみるの
だからせめて 守りたい
貴方をこの手で
誰だって 全てのモノを
守れるわけじゃない
それならたった一つ、大切なものを…
それだけでいい

全てを背負うなんてもう
しなくていいから
貴方がしてくれたように
今度は私が守るから…

誰のために 生きるの？
貴方の心が 少しずつ
死んでゆくのに 早く気付いて

傷んだ翼を 温め合おう
もうひとりぼっちじゃない

何も聞かなくて良いように
出来れば何にも見なくて済むように
忘れてしまいたい思い出なら
海の底に沈めてしまいたい
ふとした時の香りや
何かのタイミングで
聞こえた音で
気まぐれに思い出してしまわないように
ゆらりゆられ
眠りにつきたい


海の底

この世界中の何処かに
君以上のかけがえのない
人と巡り逢う事なんてあるのかな
またひとつ大切なモノ
落として気付かずに歩いてきた
何度も何度も後ろ見て
探すけど見つからない

夜明けにまた恐い 夢を見て目が覚めた
ひとりってこんなに 恐いものだった？
きっと君とずっと 一緒に居たから
気づかなかったんだ

愛されたいと思う
気持ちより先に
愛したいと思える人に
出会えた事が
一番幸せ
愛されたいと願う
気持ちより先に
愛したいと心が叫ぶ
今一番ただ 君に会いたい

言葉が詰まって 何も言えない夜
抱きしめてただ 抱きしめていて
悲しくて泣いているんじゃない
ただ幸せ過ぎる日々に 時々恐くなる
喧嘩をして二人離れた 夜だって
やっぱり君を想ってる
結局帰って来る場所は 君の側なんだ

『おかえり』って笑顔で
差し延べてくれるその手に
私は何度救われただろう

愛しているよと 心が叫ぶ
どんなにどんなに 切ないだろう
君の居ない 一人の夜は…
愛されたいと思う 気持ちより先に
愛したいと思える人に 出会えた事が
一番幸せ

愛されたいと願う よりも先に
愛したいと心が叫ぶ
今一番ただ 君に会いたい