ゆゆ

Open App
7/31/2023, 4:42:11 PM

『だから、一人でいたい』


私は一人でいたい。その方が楽だから。

誰にも干渉されず、自分の世界を築き、その中で創作をしていたい。小説も、絵も、音楽も。

しかし、こんなに寂しいのは何故だろう。

私は一人でいたい筈なのに。

「どうして?」

涙が止まらない。

6/5/2023, 12:05:28 PM

『誰にも言えない秘密』

それは、君を好きになってしまった事。
君は、まるでこの空のずっと遠い雲のような存在の人。
私なんかとは大違い。住む世界も何もかもが違った。
私の身体は弱くて、君と一緒になったら
君を不幸にさせてしまうかもしれない。
この「好き」という気持ちも、周りは許してはくれないだろう。


だから、この想いを胸の奥にそっとしまい込んだ。


......君の幸せを、画面の向こう側から見守っているよ。

6/5/2023, 2:49:01 AM

『狹い部屋』

この狹い部屋には沢山の思い出があった。
楽しい事も、辛い事も。

親元を離れて、上京した私は、小説家の夢を追いかける
日々を過ごしていた。

何度落選しても、諦めない。
書いては消して、書いては消す。

たった四畳半で紡がれていったストーリーは
私の人生において素晴らしい宝物になったに違いない。

人生の1ページが、文章だとしたら、
今書いている小説の半分にも満たないよ。
人生は長いのだから、時には筆を休める事も大切だ。


部屋のドアの前に立った私は、一歩を踏み出す。


「人生という名の小説は、まだ始まったばかりだ」


そう自分にいい聞かせた。

今、その扉を開けて。

6/1/2023, 12:39:11 PM

『梅雨』

しとしと降る雨、その色は何色だろうか。
雨って不思議だね。その時の気持ちによって
様々な音に聞こえる。
雨の日は嫌いだけど、
雨の音は好き。
雨は、まるで自然が奏でるオーケストラだ。
そして、地球の涙でもある。

ねぇ。君は何色の雨が好き?

もうすぐ梅雨がやってくる。