4/17/2023, 8:13:11 AM
ここではない、どこかで
生きる道を捨てて、別の場所で生きられたら
どんなに楽なんだろうね
4/16/2023, 9:02:52 AM
届かぬ想い
舞い散る桜の花びらの中にいる今は、どうしようもなく切なげに見えた。
そう聞いてしまいたい。
けれど踏み込みすぎれば、きっとこの人の負担になる。
問いかけをぐっと飲みこんで、才蔵さんと同じように桜の木を見上げた。
夜風が吹くと、月が隠れるほどの花びらが舞い落ちてくる。
4/15/2023, 8:36:12 AM
神様へ
不平等な神様へ
4/14/2023, 5:13:33 AM
快晴
今日は晴れていて、気持ちのいい朝だ。
こんな時、彼女なら俺を無理矢理にでも外に連れ出して、出かけることだろう。
4/12/2023, 10:57:47 AM
遠くの空へ
(才蔵さん、まだかな……)
私は一人、才蔵さんの屋敷で帰りを待っていた。
縁側に腰掛け、ひっそりと浮かぶ月を見上げて溜息を吐く。
(こんな風に待っていたら、鬱陶しがられるかもしれない……)
それは嫌だ。
けれど、何も知らない今の状況はもどかしい。
(私、どうしたいんだろう……)
自分の心がわからず胸に手をあてる。
(ん?懐に何か入って…)
取り出したそれは、昼間慶次さんから貰った美しい石だった。
(あ……結局返しそびれてたんだっけ)
月明かりにかざすように石を持ち上げてみる。少し動かすだけで、それは様々な色に変化した。
(不思議な石……まるであの人みたい)