初恋は甘酸っぱいなんて言うけど、私にはそれが分からない。
恋愛なんて夢見てる方が幸せなのに。
人間は強欲だから相手を自分のものにしたくなる。
それで理想と違ったらすぐに捨てる。
初恋は実らない?いいじゃん、それで。
実る恋ほど悲しいものはない。
実ったらあとは腐るだけ。
あなたの初恋の日はいつ?
ねぇ、思い出せる?
君と出逢ってから、私は…自殺を考えるようになった。
毎日死にたい死にたいって、そんな気持ちを抱えて生きていた。
笑ってないといけない。生きてなきゃいけない。
そんな偏見で自分を縛りつけて勝手に苦しむ。
そんな私を君はくだらないって笑ったよね。
本当にその通りだよ。
私はクズでノロマで生きている価値すらない。
はやくしにたい。
大地に寝転び雲が流れる…。
普通の人ならどんな想像をするんだろう。
分からないけど、私は雨の日を想像した。
悲しいことが続いて、早く死にたいと思っている人が雨に刺されたいと思って寝転ぶ。
けど、そんな中でも雲だけは流れていて、自分だけが止まっているのが恥ずかしい…。
そんな気持ちになった人を想像した。
くだらないけどね…。
唯一、私が傘を忘れた時に傘を差し出してくれた、あなたに言いたい。
こんな情緒不安定な私に、愛想を尽かさないでいてくれてありがとう。
今さらこんなこと言ったって、あなたの耳には届かないかもしれないけど、私はきっとあなたがいなければ、とうの昔に死んでいたと思う。
だから…本当にありがとう。
…なんて、言うと思った?
あんたは所詮、人なんてどうだっていいんでしょ?
そんな薄情な人間に感謝する必要なんかない。
私はありがとうが一番嫌いだから、大っ嫌いなあんたに伝えるよ。
クソでいてくれて、本当にありがとう。
早く死んでね。
金平糖は甘くてカラフルで、とても苦くて白黒だ。
なぜこんなにも非対称な表現をしてしまうのか、私にも分からない。
けど一つだけ分かるのは、私が金平糖をあまり愛していないということだ。
小さい時からよく食べて、慣れ親しんだ味のはずなのにこう思ってしまうのは私の性格が災いしているからかもしれない。
可愛くて華やかなものが嫌い…その性格が。