信用できない。もう一緒にいたくない。嫌い。
そう思ってるはずなのに、どうしてあなたから離れられないんだろう。
あなたと離れたら幸せになれるはずなのに、離れるのが怖くて仕方ない。
私の中に溢れる気持ち。
離れたいという気持ち。
離れたくないという気持ち。
誰かが掬い取ってくれるのを、私は待ってる。
Kiss me。
これは英語が苦手な私が、唯一覚えられた言葉。
あなたに言うためだけに覚えたの。
だからあなたもオーケーとアイラブユー以外は言わないで…。
私だけのものになってよ…。
大っ嫌い。
こいつもあいつも、みんな大っ嫌い。
私のことバカにして楽しんでるんでしょ?
そうやって自分のことだけ守って生きてくんでしょ?
そんな人生ならいらないじゃん。
なんであんたたちみたいなのが生きてるの?
あームカつく…ムカつくムカつく。
…なんて、考える日に私は薬を飲む。
勿忘草のように、嫌なこと全て忘れさせてくれるから。
ほら、今日もまたリセット。
新しい私は、今日も生きれる。
公園に行くと、ボッチ仲間の友達が私を迎えてくれる。
彼女は優しくて、とても面白い。
私は彼女が大好きだった。
だから毎日会いに行った。
嫌なことがあった日、死にたいと思った日。
そんな愚痴を話しても、彼女はそっと私に寄り添ってくれた。
けどそんな彼女はもういない。
最低な大人やクソみたいなガキにボロボロにされていた。
けど、私には何も出来ない。
例え彼女が現実には存在していない、ただのブランコだと分かっていても、私にはかけがえのない、たった一人の親友だった。
それなのに…。
私は…無力だ。
私の汚い恋心。
ずっとあなたを憎んでた。
気付かないふりをするあなたを、私の目は真っ直ぐ捉えて笑っていた。
誰にも取られたくない。
取るやつなんて消してやる。
それぐらいの気持ちが、私にはある。
だから、この大きくなり過ぎてしまった綺麗な恋心を、あなたに届けたい。