✝しがない高校生✝

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1/22/2024, 10:46:12 AM

タイムマシーン

あぁ、本当に嫌だ。
君がそんなことするなんて思わなかったんだ。
何回謝っても、どれだけ反省してても、
ズタボロにされた心は戻ってくることは無いんだよ。
許してあげたい。認めてあげたい。
でもどんなに願ったって時は戻らないんだよ。
そうだったんだ、仕方ないねって思っても
過去にしたことはずっと残り続けるんだ。
僕のズタボロにされた心もね。
タイムマシーンがあれば…なんて夢見て、
向き合わないといけない壁は目の前にあるのに
本当にズルいよね、君は。


本当に辛いことは誰にも相談出来ないよね。
でも我慢なんかしなくていい。
君は悪くないんだよ、自信を持って。
少しずつでいいんだよ。
大丈夫、君が幸せだと思うことは必ず来るよ。

1/21/2024, 10:51:39 AM

特別な夜

今日もいつも通り、ベッドで小説を読んでいた。
そうだ、特別にリラックス効果のある音楽を流し、
アロマキャンドルの香りで包まれた僕は
いつの間にか深い眠りについた。
深く…深く届かないような眠りの底に
明かりが見えて必死に掴もうとしたけれど、
目を開けた時にはもう朝を迎えていた。

あれは一体何だったんだろう。

1/20/2024, 10:49:41 AM

海の底

海の底はとても暗い
とても暗くて恐ろしい
暗闇のようで上下も左右も分からない
そこに有るのはただの暗闇
僕も同じようだ
僕の心も海の底のようにただ…ただ暗い

1/19/2024, 11:42:27 AM

君に会いたくて

君に会いたくて歩いた道を戻ってみた
けれどその道はどこにも見当たらない
目の前にあるのはただ真っ直ぐな細道
そばに居たい、会いたいって叫んでも
君の背中は遠く今にも消えそうなのに
この想いはずっと消えないから信じて
小さい声だけどそう言われたみたいで
涙が一粒スッと零れたのを今も忘れない
君も必ずまた明日があると信じている
だから一歩一歩でいい、前に進むんだ

君に会いたくて

1/18/2024, 10:51:55 AM

閉ざされた日記

部屋の片付け中、どこか懐かしい日記を見つけた。
砂のような色をしていて厚い本のようだ。
しかしその日記には鍵が掛かっている。

僕は近くに鍵があるだろうと、
日記が入っていた箱の中を掻き分けるように探した。
僕は不思議に思っていた。
こんな古い日記なんてどうでもいいはずなのに。

しばらく探しても、鍵なんてどこにもない。
幸い、鍵がなくても開けれそうだった。
道具を持ってきて中身を確認しようとした時、
僕は何故か涙が零れた。

あれ、なんで泣いてるんだろう

その日記には何も書いてなかったが、
写真が1枚挟んであった。
向日葵の背景に仲良しそうな3人組が映っていた。
写真の裏に日付と“約束”が書いてあった。
僕ははっとした。
なんでずっと、忘れていたんだろう。

今はもう薄暗いけどそんなの関係なく
僕はあの場所に向かって走った。
走って、走って、走って、走りまくった。

ずっと走ってやっと、あの写真の場所に着いた。
人影が見えて話し掛けてみると、
懐かしい声で僕の名前を呼ぶ。

閉ざされた日記

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