涙ってのは、本当におかしなもんだ。自分でもビックリするようなタイミングで出るんだから。でも、その「ビックリ」が面白いんだよな。さっきまで何ともなかったのに、突然涙腺が「ちょっと待った!」ってな感じで、ガバっと開いて、あっという間に涙がジャーっと流れる。
あれってさ、たぶん心が「今、すげぇ感情爆発しそうだから、やっぱり涙で押さえとこう」って無意識で調整してるんだよな。でも、心がそれをうっかり忘れて、限界に達して泣く。泣くとき、顔がぐしゃぐしゃになるのもまた面白いところだ。まるで自分がバケモノみたいに思えてくる。でもそれでいいんだよ、だって泣いた後は、案外スッキリしてるもんだから。
なんで泣くかって言うと、心の中に溜まったモヤモヤとか、抑えきれない感情を外に出すためだよな。うっかり笑っちゃうほど自分でもビックリするけど、泣いた後には「あれ、なんだか軽くなったな」って不思議な感じがする。
涙って、いろんな意味で「解放」のサインなんだよな。泣くことで、心の中の重い荷物が少しだけ軽くなる。そして、その後にまた笑えるっていう、なんだか大人な感じがするんだよ、これが。
涙
100作品到達!
春爛漫っつーのはよォ、まるで街全体が浮かれてるみてぇな季節だよな。桜は咲き乱れ、ポカポカ陽気でみんなニコニコしやがる。おまけに新生活だの出会いの季節だのって、やたらキラキラした言葉が飛び交う。いやいや、こちとら花粉と眠気で死にかけてんですけど? 春の優しさってのは、花粉症持ちには容赦ねぇんだよな。
でもまぁ、桜なんか見ちまうと、やっぱりちょっとだけ感傷的になるよな。あっという間に咲いて、あっという間に散る。まるで、オレの財布の中身みてぇだ。でも、それでも毎年変わらず咲くってのが、なんか粋だよな。人生もそんな感じで、どんなに散ろうが枯れようが、また咲きゃいいって話なのかもな。
ま、難しいことは置いといて、せっかくの春爛漫だ。団子でも食いながら、のんびり桜を眺めるくらいが、ちょうどいいだろ。
春爛漫
七色っつったらよォ、まず思い浮かぶのは虹だよな。空に突然現れて、気づいたら消えてる。まるで誰かさんの給料みてぇに儚いもんだ。でもまぁ、そんな一瞬だからこそ、余計に綺麗に見えんのかもしれねぇな。
でもよォ、七色っつーのは、なにも虹だけの話じゃねぇ。人間だって、いろんな色を持って生きてんだ。楽しい時はパーッと明るい色、落ち込んでる時はどんより曇った色、腹が減ってる時なんか、もはや灰色通り越して無色透明だ。そう考えりゃ、人生もカラフルってことになるのかね。……まぁ、オレの人生はどっちかっつーと、七色どころか茶色と黒がメインなんだけどよ。
でも、どんな色でも悪くねぇんじゃねぇか? どんだけドス黒い色した日々でも、たまにポンと鮮やかな色が混ざると、それだけで面白くなる。だからよォ、甘いもんでも食って、たまには自分の人生に派手な色を足してみんのもアリかもな。
七色
記憶っつーのはよォ、まるで酔っ払ったオッサンみてぇなもんでな、こっちが覚えててほしいことはさっぱり忘れやがるくせに、忘れたいことばっかりしつけぇくらい覚えてやがるんだ。
例えば、昨日の晩メシ?知らねぇ。試験の答え?そんなん覚えてたら苦労しねぇ。でもよォ、小学校の時に好きな子の前で盛大に鼻水垂らしたことは、一生鮮明になり続けるっつーね。オレの脳みそ、なんの嫌がらせしてくれてんだコノヤロー。
でよ、そういう都合の悪い記憶ほど、夜中に勝手に脳内上映会始めやがるんだよな。「あの時あんなこと言わなきゃよかった」とか「なんであそこでコケたんだオレ」とか、誰も気にしちゃいねぇのに、こっちだけ悶え苦しむハメになる。いやマジで、深夜の布団の中で突然の精神攻撃すんのやめてくれや。
けどまぁ、どんな恥ずかしい記憶も、どんな情けねぇ思い出も、いつかは笑い話になる……と信じて、生きるしかねぇよな。だから今日も甘いもんでも食って、新しい記憶を積み重ねていくとするかね。
別れってのは、静かにやってくるもんだ。
気づいたら、もう隣にいたはずの誰かがいなくなってる。
昨日まで当たり前だったものが、手のひらからすり抜ける。
けどよ、寂しさに浸ってる暇はねェ。
人生ってのァ、止まっちゃくれねェからな。
過ぎた日々にそっと「bye bye…」を告げたら、
次は胸張って「hello」って言えるようにしねェとな。
新しい出会い、新しい景色、新しいオレ――
何が待ってるかはわかんねェが、
どうせなら面白ェもんがいいよな。
じゃあ行くぜ。
bye bye… そして、hello。
bye bye……