3/27/2025, 9:59:59 AM
【七色】
七色に混ざれない色は、どうなるのだろう。
無数に色は存在する。
彩度が高い色から、低い色まで。
明度が高い色まで、低い色まで。
無数に存在するのに。
初めからないみたいに扱われる。
3/26/2025, 10:01:14 AM
【記憶】
一回目は記憶がなかった。
二回目は少し周りを見れるようになった。
三回目は今まで見たことのないものを見た。
四回目は自分史上最高だった。
まだ、頂点には立てない。
3/25/2025, 9:36:26 AM
【もう二度と】
「もう二度と、出られないんですよね」
「出れないわけじゃないけどね」
嬉しいことのはずなのに、ひどく悔しそうな顔だった。
「楽しかったね」
「楽しかったです、ほんとに」
楽しそうに笑っていた姿が印象的だった。
「あなたすごい楽しそうだったね」
「最高でしたよ」
隣の彼は、緊張も感じていないようだった。
羨ましいと思う反面、頼もしかった。
「解放されたって思うんですかね、みんなは」
「そうだろうね」
遠い夢に向かっているのか、追いかけられているのか。
毎年わからなくなる。
「今年も、ありがとうございました。僕のわがままに付き合ってもらって」
「こちらこそありがとう」
彼と一緒にやってきてよかった、と強く思った。
fin.
3/24/2025, 10:00:10 AM
【曇り】
"曇天"
ちょっと響きが悲しすぎない?
重すぎない?
3/23/2025, 9:58:38 AM
【bye bye…】
さよならが多いこの時期。
上手くさよならを言うのが苦手だ。
自分のことなんてと思って、さよならを言えなくなる。
大好きだった部活の先輩。
「ご卒業おめでとうございます」も言えずに、教室を眺めた。
最後に見たのは、卒業式の行進。
少し涙ぐんで歩く姿に、もらい泣きしそうになった。
また会えたらいいけど。
幸せに生きてたらいいけど。
大好きでしたよ、先輩。