Sean

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3/4/2024, 9:23:23 AM

「ひなまつり」というテーマで綴るにあたって、まずその起源を辿ることにした。今から約1000年前、時代にして平安中期。三月の初め、無病息災を願って行われるお祓い、所謂「上巳の節句」と、当時上流の少女たちの間で流行していた「ひいな遊び」という、異なる二つの風習が融合し、現代まで続くひなまつりの源流であるらしい。
大衆の文化として世の中に浸透していったのは江戸時代初期以降。幕府の大奥で行われるひなまつりが、徐々に庶民にとっても身近な風物詩のひとつとして数えられるようになっていった。
明治時代に入ると、新政府のもと従来の節句行事を廃止し、新たに祝祭日を制定。それでも一度人々の生活に根付いた風習が容易に廃れることはなく、その後もひなまつりは庶民の間で親しまれていった。

…柄にもなく難解な文章なんて書こうとするものじゃないな。
大人しく桜餅でも食べてる方がいいや。

3/2/2024, 8:51:29 PM

私のたったひとつの希望は、「平和に暮らすこと」である。
人間の欲というのは底知れないもので、「金持ちになる」や「名声を欲しいままにする」など、枚挙に暇がない。しかしながら、たったひとつしか挙げることができないとするのであれば、心身ともに穏やかに、波風立てることなく安寧を享受することが、私にとっての希望である。
「マズローの5段階欲求」という概念がある。より高次の欲求、所謂自己実現などを達成するためには、衛生面での安全や社会的コミュニティでの居場所の確保といった、まずそれより下にあたる欲求を満たすことが不可欠とする理論である。自分で言うのも少し憚れるが、私自身は人並みに向上心はあると自負している。より高みを目指し、昨日の自分より進歩したと思える瞬間に悦びを感じる。そのためには努力が必要であることは明白であるが、努力の原動力は周りの人々との良好な対人関係を築けていること、そして安定したメンタルヘルスである。これらを集約して表現すると、「平和」というキーワードに行き着く。
従って、私は「平和に暮らすこと」がたったひとつの希望である。