Sean

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「ひなまつり」というテーマで綴るにあたって、まずその起源を辿ることにした。今から約1000年前、時代にして平安中期。三月の初め、無病息災を願って行われるお祓い、所謂「上巳の節句」と、当時上流の少女たちの間で流行していた「ひいな遊び」という、異なる二つの風習が融合し、現代まで続くひなまつりの源流であるらしい。
大衆の文化として世の中に浸透していったのは江戸時代初期以降。幕府の大奥で行われるひなまつりが、徐々に庶民にとっても身近な風物詩のひとつとして数えられるようになっていった。
明治時代に入ると、新政府のもと従来の節句行事を廃止し、新たに祝祭日を制定。それでも一度人々の生活に根付いた風習が容易に廃れることはなく、その後もひなまつりは庶民の間で親しまれていった。

…柄にもなく難解な文章なんて書こうとするものじゃないな。
大人しく桜餅でも食べてる方がいいや。

3/4/2024, 9:23:23 AM