次第に満ちていく潮
身体が波に寄せられは引き沖へと流れていく
満点の星空の下
星座に語りかけるように僕は浮かんでいた。
遠くに見える灯りに誘われながら
揺られるまま海に身を任せる
波は心地よく僕の身体を優しく包む
時が過ぎゆくのを待ち
僕は砂浜からゆっくりと立ち上がる
夢なのか現実なのか
ひっそりと静かな愛が僕にささやく
ずっとこんな日が来ると信じて歩んできた
夢であっても
現実でもいい
君に会えるのなら…
笑いあった日が鮮明に描かれていたあの日は
きっと夢だったのだろう
いい夢みてた実感と、現実の寂しさが
少し心を冷たくさせる
ただ言えるのは長い夢が…
人を救ったこと
確かな見えない現実。…。ただ
会いたい…夢。
もうすぐ雨止むから….その日も晴れるらしいよ
さりげなく君を誘った
君は、これでもかというくらい
僕の目を見ないままずっと雨の中雨宿りをしている
僕は悩みオペラを観るように
闇を拭う
君は育ちがいい
僕は生きる術を学び生きて来た
東京を初めて駆け抜けた卒業旅行
その時も僕は1人だった
沢山の愛をお互い受けて育ち
愛を奏でないなんて勿体無いよ
こんなにも、まだ光に満ちているのだから
人はみんな誰かの為と言いながら
実は自分を押し殺せない
闇から光を覗き込み、何が見えるんだ?
光の中にいて、闇を寄せるのだ?
答えは、それが闇であるということ
気づかないまま死にゆくもの
地獄の中の違った微かな希望を転写してすがるもの
ね、虹が見えるでしょ
今度君を誘う時、もっとかっこよく誘おうと思った
西陽が心地よい部屋で
海に沈む太陽に想いを馳せる時
僕の可笑しさと涙が交差する
……光と闇の遊園地
ジェットコースターは二日酔いなら乗れないけれど…
魔法使いに願いをかけよう
スイッチを切ってから
番号はもう変えないから電話して
細い声で叫んでみた….
光と闇の狭間で….
君の心は何色をしているの?
僕の心はまるで砂漠のように枯れ荒れ果て
砂嵐のようだった
僕が言ったんだ神様に
光を灯火を皆んなにも分けてあげてと
それから皆んな優しさ笑顔に優しさを求めたんだ
そして久しぶりに君に出会えた
僕は泣いた
砂漠に降った雨は優しかった
君を眺めるたびに無償の愛が心をつく
君は無色透明な虹色だ
そして肩を寄せ合い僕らは泣いた
その空間は
そこにいながら次元が違い
周りの声が無言になった
比喩もなく君は優しさの天国にいる
ありがとう
また君の優しさで涙が煌めいた
鏡に映る痩せた自分に
歳を重ねたな、と一人つぶやく
愛した君は、まだ幼く
離れて別の思い出を重ねるのだろう
ごめんね
ありがとう
待ってるよ
君が思うよりずっと
頑張ったよ
鏡は致し方なく少しだけみているよ
君と離れてから
2人の刹那さにずっとずっと
不思議な感じがする
どこで会える?
君を、忘れずにもう会えない日が来るなんて
優しさに無理はしないでね
お待たせ
明るくなった私には
癒しが溢れてる
傷つけるんじゃないかと
周りを囲むけど
来なよ
境目から切れた過去の行き先は未来
まだ名のない未来
世界の隅っこで🌍世界を語ろう