次第に満ちていく潮
身体が波に寄せられは引き沖へと流れていく
満点の星空の下
星座に語りかけるように僕は浮かんでいた。
遠くに見える灯りに誘われながら
揺られるまま海に身を任せる
波は心地よく僕の身体を優しく包む
時が過ぎゆくのを待ち
僕は砂浜からゆっくりと立ち上がる
夢なのか現実なのか
ひっそりと静かな愛が僕にささやく
ずっとこんな日が来ると信じて歩んできた
夢であっても
現実でもいい
君に会えるのなら…
笑いあった日が鮮明に描かれていたあの日は
きっと夢だったのだろう
いい夢みてた実感と、現実の寂しさが
少し心を冷たくさせる
ただ言えるのは長い夢が…
人を救ったこと
確かな見えない現実。…。ただ
会いたい…夢。
12/5/2024, 4:45:49 AM