7/8/2022, 11:20:41 PM
‐街の明かり‐
街の燈りは人々の個性
色とりどりの
形それぞれの
照らし方
燈し方
澤山の生き方
澤山のあり方
想ひ惱み
苦惱し
歡喜し
時に共有し
受け入れあいながら
街の燈りは
一つの大きな愛になる
7/7/2022, 2:34:36 PM
‐七夕‐
世界平和を祈る
7/5/2022, 11:27:16 PM
‐星空‐
星煌めきて耀き
流星瞬きて流れる
人が繋いだ星々の姿
人が描いた星々の神話
眺め議論し研究し
時には信仰の爲に
星の眞實を明かしたものを
糺彈し斷罪し
醜い爭ひを繰り返す人々を
靜かに哀れむやうに見つめ乍ら
星は全てを俯瞰受諾し
ただ耀いてゐる
7/4/2022, 12:05:21 PM
‐神のみぞ 知る‐
なれとわが
生まれしよしを
かの子と此の子が
生まれし心を
誰に問はうか
鳴き砂の囁き
此の世のさながら
迷ひ込むもの
あやしきもの
食はば眠り
求めて交はる
なやみ歎き
喚くともがく
笑ひ歡喜なり
地水風火
生くるはわりなく
愛もがな
命のみなもと
沒する行方
誰に問はうか
水面を渡る
海鷂魚の渦ぞ
潮の向かふ
勇魚の瞳か
遙か彼方の
命の境目
眞白の鰺刺
幸福のしるし
神の歌聲
響き渡りて
波風生みだし
砂運ぶ
われは何者
我は何
誰も応へず
何者にもなりや命
欲しならば耀き瞬け
潮風の詩を
神鳥が傳ふ
儀來河内
7/3/2022, 11:18:14 AM
‐この道の先には‐
どうして此の世に
生まれたなんか
正直どうでも
いい事さ
寄せては返す
海の調べ
鴎が白い
カイトのやうに
羽ば度きもせず
圓を描く
今有る命を
全うするだけ
目の前に出て來る事を
こなすだけ
いつか疲れて
振り返つたとき
わたしの後ろに
道は出來てる