3/14/2024, 11:32:33 AM
「ああボス、なんという勇姿…!あんなに泣き虫だったのに本当に大きくご立派になられて…」
「マフィアのおっさんが拷問する姿見てそんな顔できる奴この世にいるんだ」
「こわ~」
"安らかな瞳"
3/13/2024, 11:12:12 AM
大人になったら忘れるんだろうと思っていたはじめての相棒たちは、透明よりも綺麗な輝きを今も一緒に確かめてくれている
"ずっと隣で"
3/12/2024, 12:52:07 PM
「先輩、これあげます」
そう言って後輩がころんと置いたのは、人気キャラクターの…キーホルダー?フィギュア?だった。公言したことはないが俺も勿論知っている。何で急に?と首をかしげていると後輩は得意気にふふんと笑った。
「友達とお寿司食べに行ったら当たったので!先輩漫画読んでるみたいですし、このキャラクター特に好きなのかなと思っ…」
「もしかして俺のSNS見てる?」
しかも俺のいいね欄覗いてるだろ、なあ、おい。
"もっと知りたい"
3/11/2024, 11:46:58 AM
「あっ先輩先輩!昨日からずっと話そうと思ってたんですよ!先輩の担当、限定ピックアップきましたけど引けました!?」
「まずはおはようございますだろ、後輩」
ちなみに爆死したからその話はやめろ。
"平穏な日常"
3/10/2024, 11:44:27 AM
小さく「ん」とだけ言って彼が器をこちらに寄せる。器にあるのはシェアしたお菓子の残りの1個。いつものやつである。
「わあ、ありがとう」
ここで「私いいよ、食べなよ」と返すと長くなる上に絶対に譲られてはくれないので、それだけ言って有り難くぱくんと口に放り込む。
いつだって最後の1個が一番美味しいのは、どこかの不器用な誰かのお陰なのだ。
"愛と平和"