「もう一歩だけ」


そのあと一歩がいちばん難しいよね

勇気いるよね

でも踏み出せたよね

がんばれたよね

歩めた君が1番強いしかっこいいよね

｢見知らぬ街｣


見知らぬ道 見知らぬ木々

見知らぬ部屋に 見知らぬ店達

全てが一期一会で 全てが新しい

新鮮なものに触れ、日々溜まった感情や疲れを癒す

こうやってまた新しい自分を見つけて往くのだ

さて、明日は何処へ行こう

「きっと忘れない」


あの時声かけてくれたこと、きっと忘れない

孤独な涙拭ってくれたこと、きっと忘れない

太陽の明るさ知らせてくれたこと、きっと忘れない

暗い道の歩き方教えてくれたこと、きっと忘れない

貴方からもらった私だから、私だけの私じゃないから

心のが何で出来てるか、きっと忘れないから

「なぜ泣くの？と聞かれたから」


他の人に理解ってもらえるものなら泣いてないよ。
そんなすぐに解決するものなら悩んでないよ。

「足音」


小学生の頃からずっと家の仕事の手伝いをしていた俺。
別に手伝いをしたくてしているわけではない。

毎日、2階の親父の部屋から降りてくる階段の音で目が覚めて「俺の部屋に来るな、俺の部屋に来るな！」とドキドキしながら寝たフリをする。
そして今日もそのカウントダウンは無慈悲に僕の部屋の前で止む。