NoName

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8/3/2025, 11:15:00 AM

〖ぬるい炭酸と無口な君〗

「いや、何か言ってや…」

インターハイも終わり、受験勉強真っ只中の高3の夏。
人生最後の夏休みに、俺は一世一代の大勝負に出た。

幼稚園の頃から、ずっと一緒に育ち、家も近所で仲の良かった幼馴染に、告白した。

前日、LINEでの事だ。
「なあ、明日さ。修業式終わりで体育館裏きて」
「ええけど、何?」
「ええやん、別に。ジュース奢るから」
「何?ええことあったん?ほな、いつもの炭酸のやつな」

そして、当日。
いつもと変わらず、満面の笑みで現れた。
嬉しそうにいつもの炭酸を選び、緑の缶が2本落ちた。
それを拾う姿を見た時、今だと思ってしまった。

「俺らさ、付き合わへん。俺、お前のこと、好きやねん」

嬉しそうにしていた幼馴染の表情は一変…。
緑の缶が2本、自販機に取り残されたまま、数分の時が流れた。

俺にとっては、この数分はどの映画よりも長かった。
逃げ出したかった、恥ずかしかった、泣きたかった。

幼馴染が一言…。




「遅いわ…。もっと早く気づけよ、バカ」

その時、俺の思い出に残ったのは。。。

「炭酸、ぬるいなぁ……」

7/25/2025, 11:00:55 AM

半袖さぁ…。
めっちゃ脇毛見えるから、剃らなあかんねん。

汗臭うから、拭かなあかんし。
袖少し長いのがいいなぁ…。

7/24/2025, 12:41:16 PM

過去に行けるなら──────────。

もう一度、会いたい。
今の姿を見て欲しくない。

頑張って生きていることを褒めて欲しい。
何でもっとできてないのだろう、恥ずかしい。

分からないこと、もっと教えて欲しい。
こんなこともできてないとか、怒られたくない。

あなたに会いたい。
もっと凄い人になってから…。

過去に行けるなら、ね……。

7/22/2025, 11:58:51 AM

お前と出会ったのは、10歳のころだったかな?
俺もお前もさ、ハグレモノでよ。

お前から声をかけてくれたよな。
野垂れ死にしそうに震えていた俺に……。

ありがとな。
俺、お前と一緒に過ごせて楽しかったよ。

また、いつか。
さようなら。

銃声と共に、彼は親友を殺した ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯。

「またいつか」作・桃の精霊

7/22/2025, 8:03:26 AM

君って、凄いよね!
強くて、カッコよくて、誰よりも綺麗で、
何やってもスマートにできちゃうし……。

それなのに、どうして1人なのかな?

羨望の眼差しの先にいることが、辛いのかな?
不可能がないと思われていることが、重圧なのかな?

ボクには何もないけど。
ほんの少しでも、君の力になれるなら…。


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