あめ

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8/24/2024, 12:56:51 AM

海へ。


漕ぎ出そう。
何があるかわからない場所へ。

漕ぎ出そう。
どこまで続くかわからない世界へ。

どこまでも君と一緒に。
一緒なら怖くない。きっと大丈夫。

8/15/2024, 10:41:23 AM

夜の海。


その暗い空と黒い海の狭間に誘(いざな)われるように。
わたしは波打ち際へと立った。

君の顔が浮かんだ。

先ほどまで穏やかな顔を見せていた海に途端に恐怖を感じて
わたしは思わずあとずさった。

そこから先の記憶はない。

気がつけば、太陽が顔を出していた。

8/14/2024, 4:23:14 AM

心の健康。


壊れるのは一瞬。
戻すのは一生。かもしれない。

普段あまり気にかけることができないけれど、
一度壊れてしまうと元に戻すまでに
とてもとてもとてもとても、時間がかかる。

とんでもなく長い時間で
とてつもなく苦しい。

だから損なわないよう、壊れないよう、
大切に大切に扱わなきゃいけない。

8/13/2024, 12:35:38 AM

君の奏でる音楽。


君が触れると音が鳴る。
どんなにボロボロのピアノでも。
君が弾くとピアノが途端に歌い出す。

君がピアノを弾く姿を見てはじめて、
音楽は楽器の良し悪しで決まるわけじゃないことを知った。

その人の中に音楽性が、音を奏でたいという想いが、
音楽を心から愛する気持ちが、あるかどうか。
そのすべてで奏でる音楽が変わってくる。

君の奏でる音楽は、愛に満ち溢れていた。

8/3/2024, 10:49:19 AM

目が覚めるまでに。


思ひつつ 寝ればや人の 見えつらむ
夢と知りせば 覚めざらましを


想いながら眠りについたから
あのひとが夢に出てきたのだろうか。
夢と知っていたならば目覚めなかったのに。


私の好きな和歌。
聞いた時に痺れたなぁ。
小野小町が詠んだ和歌。

好きなひとが夢に出てきてくれた時って
起きたくないよね。
夢だと知ってたら起きなかったのにって、
目が覚めるまでに、夢だと知りたかったなって。

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