見ている景色も、頭で考えていることも、なんならこの世界自体も私だけのもの。私から見える世界はみんなとは違う。あなたの世界も私は知り得ない。
私だけのものなのに私の思い通りにはならない。
予想しようとしたり、一緒のものを見ようとしたりする。それでも無理なものは無理だった。
浮かんだことは「閉塞感」でした。
木々に囲まれ、空が曇っていたことがそう言う思いをさせたのでしょう。
さらに浮かんだのは、曇り空が急にテレビの砂嵐のように乱れ実は世界はホログラムだったことが露わとなり、世界が崩れていく光景でした。
そんなことを思いながらも今日も学校へ自転車を漕ぎ出した自分偉い。
未来には、朝目が覚めたら視界の端の方にホログラムで「今日やること」みたいなリストが出てきて、「うわー今日もこんなに溜まってるのかよ」とか思ってたら、AIのアシスタントみたいな奴が「おはようございます、今日は◯時に◯の締切で◯時に、、」みたいな感じで話しかけてきたりするのかな。
締め切りが来ることに気づかない今とどっちが幸せかな
小さい頃母方のおばあちゃんの家で見れた星空が懐かしい。
記憶にははっきりとした星空はうかんでこない。
かわりにおばあちゃん家の窓の外に広がる街灯ひとつない闇の記憶が結構残ってる。記憶にないのに懐かしいのは、きっと昔に戻れたらなという気持ちと星が見えただろう景色の記憶が混ざり合って、おばあちゃん家で過ごした過去を脳が勝手に色付けしたんだろう。
これを「隣の芝は青い」ならぬ「過去の夜空は星まみれ」現象と呼ぼう。
最近は下を向いて転ばないように道を進んできた。今度は背伸びして地平線を見据えていろんなことに挑戦するターンだ。
道の先に何があるかなんて見えないけど、今から見えるものを変えることはできる。わからないことをするのは怖い。けど失敗したって大丈夫。道が途絶えるわけじゃないはず。がんばれ自分取り返しがつかなくなる前に。今見据える先に到達する前に。