赤い糸
運命の糸とも言われるこの糸には不思議な効果があるそうだ
この糸が自分と運命の子を結んでいる
そんな話が迷信であることなんてわかっちゃいるが、何かにすがらないと気持ちが持たないから仕方あるまい
忘れたい辛いこの気持ちを少しでも慰めておくれ
そう思って生きて、忘れた頃のいつの日か運命の人に出会えてるはずだよ
夏
枝豆をつまみながらガヤガヤしている夜空の下でキンキンに冷えたビールを片手に喉を潤す。
忙しかった今日の1日が嘘のように吹っ飛び、夏の夜を満喫する。
こんな日には仕事の愚痴でも溢そうかと思う気持ちすら晴れ渡り、豪快にビールを飲み干す。
仕事で汗水垂らして頑張ってきた今日この一日ぐらいは少しぐらい酔っ払っても良いじゃないか。
これからも人生が続いていくんだ、少しくらい立ち止まっても良いさ
今日というこの日に乾杯
ここではないどこか
今あなたはどんな生活を送っていますか?
朝起きて仕事に行き、精を尽くして働き、家に帰りご飯を食べて、眠りにつく。
あるいは学校に行き、勉強に励み、部活に精進して家に帰る。
そんな毎日を送っていて人生に慣れを感じてしまっているのであれば考えて欲しい。
もし、自身が全く別な仕事に就いていたら、あるいは学校に行かず、仕事を始めていたら、それは全く別の人生になる。
今のこの状況とは全く別の人生が一つの選択で変わっていくのだ。
まさしくここではないどこかに旅立ち、生活を送っていくであろう。
最後にあった日はその日が最後になるとは思ってもいなかった。
最後になるなんて初めからわかる訳がない。
今こうして最後の日を思い返すとはそういうことであろう。
心に留めていてほしい。最後の日は誰にもわからない。
だからこれから出会う人にその日精一杯の自分で、ありのままの自分でその日を共有していこう。
その1日が自分にとって、若しくは相手にとって忘れられない最高の日になるかもしれない。
人生は出会いと別れの連続である。
1年後
1年後の自分の姿を想像出来るかな?
その想像しうることは全て現実に出来ること。
そうやって先を考えると自分の行動がまるで変わる。
そして1年後に答え合わせをしてまた1年後を創造するんだ。
未来へ進むための行動は今なんだ。