hoshi3

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6/30/2024, 2:42:01 AM

入道雲の立体感が好きだ。
まるで実体があるよう。
それに跳び乗る妄想をしたりする。
そんなこと実際は出来やしないから楽しんでしまう。

6/28/2024, 12:03:47 PM

夏。

暑さで茹だる中、蝉の声の特別。
少し思い出す、今は来ない夏休み。

全く大人になったから、自分で夏休みを作ればいい。
(暑さで仕事もキレないなら、ちょうど良いんじゃない?)

道路の陽炎、もわんと熱風、どんどん太鼓の宵祭り。
幻覚のような、旅中のような、浮ついた毎日。
「暑い暑い」と文句いいながら、毎夏楽し。



6/27/2024, 11:39:38 AM

ここではないどこかへ行きたい。

幸福な静寂の中。
自然の中にぽつんとひとり。
五感を回復できるところへ。

6/26/2024, 11:57:00 AM

[最後に会った君]は、82円切手が貼ってある封筒の中の便箋、その柔らかく可愛らしい文字になった。

気持ちの優しい君に、短気な私は相性が良くなかった。
(ということにした)

悪友として、ノリのまま、何年も面白いことを一緒にした。
そんな関係を続けたい私と、そうじゃなくなった君の間に、ある時分から薄暗い波紋が広がった。

君の、大胆で緻密で誠実な性質は、時折、妬ましさで私自身を傷つけた。
それを感じる時、私はまるで1円でも売りだせない登場人物みたいだった。

今、君がどうしているか、私は知ろうとしない。
単に邪魔にならないように、「傷つけてごめん」「素敵な人生を」と思うだけ。

1円になるかならないかの主人公は、如何ようにも変容して、面白いと思う物語を書き続けるだけだ。

6/25/2024, 11:13:48 AM

『繊細な花』のような女性に、少し憧れたことがある。

決してたくさんを見せない佇まい。
静かにそっと存在している人。

近づくのに躊躇する。
その癖、見えない蜘蛛糸みたいに、何か引っかかってくる。

そんな不思議な存在に憧れ、挑戦し、疲れて去った。




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