恋(れん)

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10/8/2023, 8:07:21 AM

「力をこめて」

精一杯お腹に力を入れて…大きな響く声を出す。
そう、君に思いを伝えるために。君に届くように何処にいるか分からない君へ思いを伝えるために。

10/5/2023, 9:32:58 AM

「踊りませんか?」

僕の大好きなバラの庭園は、今夜兄さんの誕生日の祝いの場所になっている。普段なら誰も入ってこない、1人になれる場所なのに…と落ち込んでいるとき、誰かが僕に話しかけてきた。
「あの…顔色が悪いようですが大丈夫ですか?第二皇太子殿下」
最初は誰が、こんな駄目な第二皇太子に話しかけてきたんだと、狂ってるんじゃないかと思った。だが、それは彼女を見るまでだった。彼女はとても綺麗で、可愛らしかった。そう…言葉を失うくらいには…。地獄の枯れ果てた土地に一輪の花が咲いたようだった。誰にも会いたくないのに兄さんに「誕生日だから来てくれると嬉しいな」と言われて嫌々来たのだが、彼女に出会えた喜びでそんな嫌々しさなんて一瞬で吹っ飛んでいった。
♪~♬♪~♪♪♬~
そんな時音楽が流れ始めた…。これはチャンスでは…と思った。僕はふっと笑うと
「はい。大丈夫です、綺麗なご令嬢。どうかこんな私ですが、楽しいひとときをご令嬢にプレゼントとしたいのですが、ダンスのお誘いを引き受けてくれますか?」
跪いて微笑む俺を彼女は手を口元に持って行って、ビックリした後にその綺麗な顔で満面の笑みを作り、「はい!よろこんで、リードお願いいたします、第二皇太子殿下(*⌒▽⌒*)」
彼女と俺の物語はまだ始まったばかりだ…。

10/4/2023, 2:43:31 AM

「巡り会えたら」
どこかで奇跡が起きて!好きな人と巡り会えないだろうか…。好きな人にもあえないの。それは私が悪いのだけど、好きな人にも会えないのは悲しいこと。


ちょっとでもハートが送られてると、物凄く嬉しい……皆さんいつもありがとうございます…!
いつも投稿する日が空いていてすみません。でも、呼んでくださっている皆さん、ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!

10/3/2023, 9:18:54 AM

「奇跡をもう一度」

君に奇跡をもう一度…。

君は小学五年生の時に、小学一年生の子を、助けて、事故に遭ったって言ってたよね。それも、0,0001%でしか生き残れなかったと言う…。だけど、君には奇跡が起きた。君は0,0001%で生き残れたんだ。その話を聞いたときはもっと自分の身を大事にして!と言ったけど僕は君を尊敬していたよ。
そして、君は神様に好かれているんだと。
だけど、そう思えたのはついこの前までだった…。
君はまた誰かを庇って事故に遭ったんだ。その時はあれほど注意したのに…。どうして…と思っていた。だが、医者から生き残れる確率が50%と言われた時はきっと大丈夫だろう…君は神様に好かれている…きっと大丈夫…と現実を見なかった。でも…不運が重なって君はこの世を立ってしまった…。あの時もっとことの重大さに気付いていたら…と思う日が続いた。これからは後悔しないよう、誰にでも寄りそい、相談に乗りたい。できるなら、一生懸命相手を思いやり助けたい…と。


今回久しぶりに書いたので下手くそかも知れません…きゃーこんなのを載せるなって話ですよね…………トホホ…

9/16/2023, 10:00:57 PM

「空が泣く」

誰からも愛されていた子が居た。それは空の神様にも…。彼女が死んだら皆が泣く。彼女が笑ったら皆嬉しい。そんな彼女が死んだ。空は泣き、世界は悲しみの色に染まった…。

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