11/6/2024, 1:39:35 PM
【柔らかい雨】
ぽたんぽたんと降り出した
大切な日の空模様
誰かの息吹でそこに種が植って
地面に染み込んで色を変え
時が経てきっと大きな大きな花を咲かせて
ここら一体がお花畑になるのでしょう
きみがくれたあの音色で育った花は
また誰かのために歌うのです
2024-11-06
11/5/2024, 2:26:13 PM
【一筋の光】
未来の音が到来する前に
何もなかった場所に1番最初に光を届けたのは
きみできみが生まれていなかったら
これまで続いてきた長い長い旅路も無くなって
救われてた人だってここには居なくて
もちろん僕ももう居なかっただろう
あの創作に明け暮れて
くだらないことで笑い合ったあの日も
全部きみが居てくれたから生まれた光景
最近はその努力も見つけてもらえて
さらに光が集ってきてるけど
最初からずっと輝いてたよ
2024-11-05
11/4/2024, 1:05:46 PM
【哀愁を誘う】
歴を重ねていく度に
上手くなるヘアメイクとコーデ
だけど一番上に身につけるのは
ずっと変わらず決まった法被
少し色褪せてきてるけど
思い入れが少し違うからね
11/3/2024, 1:16:28 PM
【鏡の中の自分】
いつも泣き出しそうな顔して俯いて
自信が持てないから肩も丸まって
髪の毛の影に隠れるように過ごす日々
澄ました顔して無表情で
胸を張って上体をやや後ろに伸ばして
長い髪の毛はトレードマークな
正反対にきみを見つけた
見た目は真逆なのに境遇がぴったり重なって
きっときみは僕なんだって勝手に思ったんだ
2024-11-03
11/2/2024, 1:49:16 PM
【眠りにつく前に】
かき集めた酸素を吸って
1日分の不幸を身体の中から吐き出して
部屋の中を真っ暗にして
カーテンの隙間から漏れる外の光で安堵して
きみの音楽を頭の中で流し始めて
やっと目を瞑れる
好きなこと好きな場所に行ける夢の中へ
2024-11-02