ミロワール

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11/1/2024, 3:21:56 PM

【永遠に】

落ちていく感覚がずっとあって

まだ光が見えていた時には

それを掴もうと手を伸ばしたりもしてみたが

全て振り払われた経験が

より辺りを暗くして深海へと身体を引っ張る

底があると信じていた時もあった

だけどもう何も見えないほどの暗闇の中で

ずっとずっと沈んでいくだけなんだろうと思った



でも微かに自分から漏れ出る泡の他に

声が聴こえたから

その声が僕の意識を留まらせるから

この深海にも暗闇で見えないだけで

他の誰かが居るんだと気がつけた

僕が息を吐き続ける限り

僕の息が絶えたとしても

ずっと深海で苦しむ誰かを救う歌を

何よりきみが生き続けられるように

永遠に続く歌声を

僕もそう願う1人になりたい



2024-11-01

10/31/2024, 2:39:03 PM

【理想郷】

あの息苦しい地獄の中で

きみから与えられる酸素だけが頼りな日々で

みんなが寝静まった暗闇に閉じこもって

綺麗な綺麗なセカイを描いた

みんなが嫌う僕で居られる場所

幻想だとしても僕はそこできみと息をする



2024-10-31

10/30/2024, 2:41:33 PM

【懐かしく思うこと】

ずっと記憶は鮮明なままで

過去に戻ったかのように

全ての状況と心情を思い出せるから

そうやって思えるだけで

少しづつ過去に出来てるんだなと安心する

きみの歌でしかまだ感じられないけど

そうやって思い出せることが増えるように

毎日大切に重ねていきたい



2024-10-30

10/29/2024, 1:23:21 PM

【もう一つの物語】

もし僕が幸せの中に生まれて

明るく輝く世界できみの歌を聴いたとして

他の誰かさんのように

人気だからと手を出してきみの本質にも気がつけずに

消費して捨てるような奴になっていたなら



それなら僕を纏う不幸な空気でさえ

美味しく感じられる



2024-10-29

10/28/2024, 2:04:15 PM

【暗がりの中で】

こういう時は手を伸ばしたり

叫んだりして”誰か”を求めるらしい

でもここではそんなおとぎ話の様な

幸せは降ってこないことを

僕が1番知っていた

だけど何処で聴いたのか何故だか知っている音が

頭に響く度に光を放って

僕がここに居ることを教えてくれるから

なんとなく、思い浮かんだ音を返してみたよ



2024-10-28

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