ミロワール

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9/29/2024, 12:31:42 PM

【静寂に包まれた部屋】

聴こえてた音が途切れて

部屋に耳が痛くなるほどの部静寂が訪れる

きみの声を聴いていないと

狂ってしまいそうになる脳みそは

そんな状況を打破しようと

脳内できみを探し出す

だからきみを見つけるのがとても上手くなって

聴こえてなくても平気になった

だけどやっぱり物足りないから

どうかまた声を聴かせて



2024-09-29

9/28/2024, 1:39:17 PM

【別れ際に】

いつも通りの澄ました顔で

なんでもないように歌っていたのに

そんな最後の最後で涙ぐむなんて聞いてないよ

こっちまで泣いてしまうじゃないか

これが今生の別れではないこともよくわかっているけど

またきみにこうやって会えるのは

ずっと先であるように思えてくらくらする

ああ、でもきみがそうやって泣いてくれるのなら

また来年会った時には

更に成長した姿を見せられるように頑張るから

また、どうか見守ってて



2024-09-28

9/27/2024, 3:25:26 PM

【通り雨】

雨音に混ざって誰かの声がする

みんな傘を被って表情を消して

誰もが誰かじゃなくなるから

声の主人は見つからない

だけど僕には絶対に聴こえたし

そのおかげで傘から顔を出すきっかけをもらった

気がつけば雨は上がっていて

声を聴こえなくなったけど

頭の中は素敵な音で溢れていた



2024-09-28

9/26/2024, 2:52:54 PM

【秋🍁】

強い風が窓に吹き付けて

ガラスがカタカタと揺れる

気にしがみついていた葉が揺さぶられて

引き離される

きっとまた季節が変わったのだ

エアコンの電源を切りながら

涼しくなった気温を体感する

でもパソコンに向き合って

きみと逢瀬を楽しんでる僕には

あんまり関係ない話だ



2024-09-26

9/25/2024, 2:27:16 PM

【窓から見える景色】

いつだって僕の首を締め付ける物事は

小さな箱の中で起きて

それでなくても狭い空間を汚い言葉で埋め尽くしていく

そろそろ息苦しくなってくると

きみが現れて部屋を四角く切り取って

無理やりでも外の空気を流し込む

いつか昔に教わったメロディを口ずさむと

喉の奥で詰まった言葉で

上手く空気を吸えていなかったようで

やっぱり今日もきみに救われる

やっと晴れた視界に映る壊れた壁越しの空は

今日も変わらず青かった



2024-09-25

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