ミロワール

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9/24/2024, 2:00:02 PM

【形の無いもの】

弾けるリズムに合わせて壊れるくらい踊って

それだけで退屈な日々が飛んじゃうくらい

最高な夜が始まる



本当は知ってたそれはいつか終わりが来る時間だと

永久に解けない魔法で

固く誓う君を守るよずっと…

覆いつくすようなノイズの合間に確かに聞こえたから

形の無いものに想いを込めて

そうこれはPerfect Crime



2024-09-24

9/23/2024, 1:29:39 PM

【ジャングルジム】

何にも無い空き地だった場所に

少しずつ人が集まって

いつの間にやら遊具が出来てた

ジャングルジムはそのうちの一つで

誰が1番に上に行くのかを競う場所だった

手を滑らせて地面に叩きつけられる人もいれば

軽々しく器用に登って頂上に着く人もいた

僕はそれを下から見るのは首が痛いからと

いつもの空き地に近かしい遊具の場所に

走って目を逸らした

このジャングルジムのシステムがこんなにも

今に影響するなんてその時は思っても見なかったから



2024-09-23

9/22/2024, 2:39:03 PM

【声が聞こえる】

誰をいないはずなのに

怒鳴られているわけじゃないのに

耳を塞ぎたくなるような胸がざわつく声

だってこんなにも優しい声を

今まで聴いたことが無かったから

染み付いちゃって

焼き付いちゃって

孤独で居たい僕は引き剥がしたかったのに

それは形が無いから触れなくって

いつの間にか僕の一部になってしまっていた



2024-09-22

9/21/2024, 2:34:18 PM

【秋恋】

洗濯物が窓をノックして

開けると外の空気が押し寄せる

ふわっと香った秋の匂い

気がつくと風は強くなって

見上げた雲は秋色で

季節が変わったんだなって

そんなことで気がついた

今年は秋にもきみに会うチャンスがあるから

どんなおめかししようかなって

洗濯物を取り込んで

気が早いトランクの準備万端な中身をいじり出す



2024-09-21

9/20/2024, 1:49:31 PM

【大事にしたい】

きっとずっときみと2人で過ごしていたせいで

開けた世界がきみとの関係さえ広げようとするなんて

全く想像していなかった

僕の立場を知って僕の無力さを解らされて

きみとの間に苦しんで埋めようと踠いて

闇雲に動かしていた手に当たった感覚は

あの出会った時のままのきみの温度

もうそれだけで充分だった

無意識に毒や石を投げつける人も

仲良くする体を装った本人も無自覚の利用する魂胆も

全部捨てて、僕の手を取ってくれるきみを

ただ大事にしたいと思った



2024-09-20

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