『雫』
雫型の装飾品(アクセサリー)を「ティアドロップ(teardrop:涙の雫)」と呼ぶらしいです。
装飾品(アクセサリー)の形には意味があるとのこと。
ティアドロップは、乾いた大地に潤いを与える雨を「神々が流す涙の雫」とした言葉なので、「生きるエネルギー」という意味が込められ、また、「悲しいときや辛いときの涙が、感動の涙や喜びの涙に変わりますように」と、いう願いも込められているそうです。
ティアドロップのピアスやネックレスは、可愛いだけではなく、このような意味があったのですね。
プレゼントにも良いのかもしれません。
(創作します。)
ティアドロップのブルートパーズは
あなたがくれたネックレス
そして あなたの誕生石
わたしは身に付けない
あなたの支配欲が許せなくて
しまったままの涙の雫
心を閉ざした記念品
『何もいらない』
「好きなもの以外何もいらない。」
「ご飯のお供があれば何もいらない。」
「何もいらないから、コレ買って。」
「何もいらない」の前には「他には」が隠れている気がします。絶妙なニュアンス、日本語のあやふやさ、とても面白いです。こういう「言葉のかくれんぼ」を見つけるのって、とても楽しくて嬉しいですね。
『もしも未来を見れるなら』
もしも未来を見れるなら、今、わたしの腕にある時計がまだ動いているか知りたいです。
この時計はソーラー電波時計です。プレゼントでいただいた物なので、かなり思い入れがあります。
あの頃の二人が、もしも未来を見れたなら、同じ時を刻んでいない未来を、別の道を歩む未来を、どんなふうに想ったことでしょう。
愛していることに気付くのが遅すぎました。
『無色の世界』
もし時間に色を着けるとしたら何色でしょうか?
日本では、6月10日が「時の記念日」です。
これは、1920年に生活改善同盟会により制定されました。「天智天皇がグレゴリオ暦671年6月10日に、漏刻(水時計)を新しい台に設置した」と日本書紀にあり、その日付を由来にしたそうです。
なので、時間に色を着けるとしたら、水時計にまつわる色が浮かびました。
それは、きっと、清らかな無色の世界であることでしょう。
『桜散る』(創作)
俳句
①日陰にて暑さ凌ぐも桜散る
②久しぶり桜散るころ会いたいね
③桜散る刹那の夢か花の舞い
桜は春の季語なので季重なりにならないようにしました。