『街へ』(創作)
「あなた…来てくれたのね。もう泣き虫なんだから…また、こんなに泣いて…。」
男は横たわる妻を抱き寄せ
「遅くなって悪かった。一人にさせてしまって…。」と、更に泣いた。
妻は苦悶の中、ふふっと笑いながら
「一人じゃなかったわ。」と男に伝えた。
この子が生まれたら、3人であの街へ行きましょう。
あなたの相棒が待つあの街へ。
(すみません。映画のオマージュのつもりですが、無理矢理お題入れたし、大失敗です。身の丈に合わないことした気分ですが、手直しも無理そうなので、そのまま載せておきます。)
『優しさ』
「愚痴」という漢字は、とても恐ろしく見えます。
共感する人に会ったことないですが、わたしには、とても恐ろしく見えるのです。
とはいえ、愚痴はこぼします。
心許せる友人はほんの僅かなので、愚痴れる相手も少ないですが、何でも話せる存在は貴重です。
「愚痴をこぼす」にある理由は不満を聞いて欲しいだけだと思えますが、対して「愚痴を聞く」にある理由はたくさんあるように思え、その筆頭はきっと「優しさ」ではないかと思えてなりません。
『安心と不安』
慣れないことは不安でいっぱいになりますが、慣れてくると安心して、凡ミスしやすいですよね。
そう考えると、少しの不安や緊張感は、パフォーマンス向上にもなるのかもしれません。
安心と不安は、バランス良く保ちたいものです。
『逆光』
2023年1月25日と全く同じお題です。
なぜ覚えているかというと、わたしの1番最初の投稿だからです。2023年1月25日に、このアプリをインストールしました。記念とも言えるお題なので、当時の投稿をそのまま載せておきます。
『逆光』
おひさまの光 さんさん
順光に身を任す
あれまあ ごめんね
あなたからは逆光ね
こっちへおいで
明るいほうへ
『こんな夢を見た』(暴力表現あり)
こんな夢を見たことがあります。
無色透明の蛇の夢です。
小さな小さな赤ちゃん蛇でした。
美しくもあり、生々しくもあり、生命力に溢れていました。
無色透明なのに命の輝きを感じる美しい蛇だったのです。
でも、なぜか、わたしは、その蛇に見惚れながら「この子は死んだら何色になるのかしら?」と、考えていました。
そして、蛇を真っ二つにしてしまいます。
美しい蛇は、死んでしまいました。黄ばんだ白色に死がまとわりついて、恐ろしいほどに無機質な物体は、さっきまで輝いていた生命力とは正反対に、暗く冷たい死そのものでした。
わたしは酷く後悔し、懺悔し、泣きました。
自身の恐ろしさや愚かさに涙が止まりませんでしたが、いくら泣いても蛇が生き返ることはありません。
怖くて愚かで悲しい夢です。
たかが夢です。
でも、わたしは罪深い人間なのだと思えてなりません。