『君と一緒に』
困りました。「君」と呼べる相手がおりません。
そもそも「君」とは、どんな人に使うものなのか疑問に思ったので、意味を調べたところ「対等または目下(めした)の者を呼ぶ、親しみをこめた言い方。」とのことでした。
目下(もっか)のところ、君と呼びたい人はいませんので、詩の創作にします。
毎年送る 誕生花
スイートピーのピンクは
君によく似合っていた
もう年を取らない君の
永遠の笑顔に手向けよう
君と一緒に過ごした歳月を
いつまでも この胸に
『冬晴れ』
水の入ったペットボトルや金魚鉢や鏡などは、光に当たると火災の原因になるそうです。太陽光が一点に集まるので「収れん火災」と呼ばれています。
そして、この「収れん火災」は、日差しの強い夏よりも冬場に多いのです。
冬の日差しは、太陽の位置が低いため、部屋の奥まで光が届き、収れん火災になる条件が揃いやすいとのこと。
空気も乾燥しておりますし、冬晴れの柔らかな日差しには、何卒ご注意ください。
『愛を注いで』(詩)
あなたは愛に手慣れてる
わたしに注ぐ その愛は
使い古しのRepeated love
あなたの愛は甘くとろける
わたしに注ぐ その視線は
愁いを含んだRepeated love
ああ それでも それでも
新品純正未開封の愛を注いで欲しいと
願ってしまう 欲張りなわたし
わたしの愛は 空回り
わがままは言わない 言えない
愛慾のRepeated love
『心と心』
心と心を結ぶものって、一般的に「絆」とかかしら。
では、絆を築くには何が必要かしら。
信頼やリスペクト、共に過ごす時間や共通の価値観などが浮かびますが、これらは、一瞬で粉々にもなります。
粉々になった後、「どう修復できるか」「どこまで許せるか」と、いうのも絆になるのかもしれません。
喧嘩しても仲直りが出来る関係は、心と心が結ばれている気がして、微笑ましいですね。
『夢と現実』
「現実が夢ではないとなぜわかるの?」と、【哲学と子供】という哲学の本で読んで以来、このワードに魅せられています。
夢を夢と認識できる(明晰夢)こともよくあるので、現実との区別は簡単なことのはずですが、よくよく考えてしまうと、そもそも「現実とはなにか?」になってしまいます。
小説で「現実とは、それを考えたときに現れる幻想です。」なんて格好いいセリフを見つけたとき、痺れました。
つまり、夢と現実は、どちらも幻想なのだと思います。