『時間よ止まれ』
相対性理論では、重力が大きいと時間は遅くなると言われています。時間が止まったら存在していられないかと。
と、まあ、夢のない話はさておき、創作します。
『時間よ止まれ』
ふわふわ 美味しい
わたあめは
ふわふわ 甘くて
優しいにおい
ケサランパサラン
見た人は
きっと わたあめ
見たんだよ
だって こんなに
しあわせで
時間よ止まれと
思うもの
ふわふわ 優しい
わたあめは
ふわふわ 甘くて
しあわせいっぱい
『夜景』(創作:詩)
遥か昔の光の粒を星といい空高く眺め
地上に光る美しい人工光の夜景に見惚れる
生まれたての光の粒は
まぶしいほどに明るくて
その人工光の明るさは
空の星まで飲み込んだ
明るい空の静かな月は
地上を見おろし冷ややかに笑う
遥か昔の光の粒の
その旅路の果てを想い
冷ややかに 冷ややかに
『花畑』
小さな頃、宇宙の外側には花畑があると思っていました。
今は、宇宙の外側には別の宇宙があると思っています。
でも、宇宙の外側に花畑があったほうが、たとえ非現実的だとしても、天国みたいで、なんだか嬉しい気がします。子供の想像力は、無駄な情報がない故にどこまでも自由で、どこまでも純真ですね。
大人になると忘れてしまうのは、花畑が枯れるように童心も枯れていくのかもしれません。
(「しばらく」とは2〜3日以上1週間以内らしいので、慌てて復帰しました。マイペースに参加していくつもりです。)
『命が燃え尽きるまで』(創作)
「やだなぁ、そんな真面目な顔で怒っちゃって。ちょっとしたジョークじゃない。笑って流してよー。」
彼女は吹き消したロウソクに再び火を着けた。
俺は呆れながら「笑えるかよ。俺たちは死神だぜ。その人、一瞬死んじまったじゃねーか。ジョークにならねえよ。」と、言い返す。
クスクスといたずらっぽく笑う彼女は、揺らめくロウソクの灯りの中、誰よりも死神らしく見え、同業の俺すら、恐怖を覚えた。
そんな恐怖心を知ってか知らずか、彼女はささやくように「そういえば、閻魔のロウソクってあるのかな?」と、俺に聞いてきた。
「吹き消すつもりか?やめとけ。格上だぜ」
と、言った瞬間、彼女の姿はなかった。
命が燃え尽きるまでの番人が消された瞬間だった。
彼女の存在など最初からなかったかのように、無数のロウソクの灯りだけが揺らめいている。
“だから、ジョークにならねえって、言ったじゃねえか…。”
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おかげさまで♡3000超えました。
ありがたすぎて感涙です。
本当に本当にありがとうございます。
今回は珍しく小説風に書いてみましたが、不慣れなので、大目に見てくださいませ。
♡目標達成しましたので、しばらくお休みします。
『カレンダー』
カレンダーは毎年買います。もう来年のカレンダーが出始めているから、選ぶのが楽しみです。
趣味でフックもコレクションしているので、カレンダーを掛けるフックにもこだわりがあります。
毎日見る物だから、お気に入りだと嬉しくなれます。
ちなみに、日本のカレンダーは日曜日から始まりますが、ヨーロッパ諸国は月曜日から始まるそうです。