rororu

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9/19/2023, 5:27:49 AM

『夜景』(創作:詩)

遥か昔の光の粒を星といい空高く眺め
地上に光る美しい人工光の夜景に見惚れる

生まれたての光の粒は
まぶしいほどに明るくて
その人工光の明るさは
空の星まで飲み込んだ

明るい空の静かな月は
地上を見おろし冷ややかに笑う

遥か昔の光の粒の
その旅路の果てを想い
冷ややかに 冷ややかに

9/18/2023, 9:29:26 AM

『花畑』

小さな頃、宇宙の外側には花畑があると思っていました。
今は、宇宙の外側には別の宇宙があると思っています。

でも、宇宙の外側に花畑があったほうが、たとえ非現実的だとしても、天国みたいで、なんだか嬉しい気がします。子供の想像力は、無駄な情報がない故にどこまでも自由で、どこまでも純真ですね。

大人になると忘れてしまうのは、花畑が枯れるように童心も枯れていくのかもしれません。


(「しばらく」とは2〜3日以上1週間以内らしいので、慌てて復帰しました。マイペースに参加していくつもりです。)

9/14/2023, 1:26:43 PM

『命が燃え尽きるまで』(創作)

 「やだなぁ、そんな真面目な顔で怒っちゃって。ちょっとしたジョークじゃない。笑って流してよー。」
彼女は吹き消したロウソクに再び火を着けた。
俺は呆れながら「笑えるかよ。俺たちは死神だぜ。その人、一瞬死んじまったじゃねーか。ジョークにならねえよ。」と、言い返す。
クスクスといたずらっぽく笑う彼女は、揺らめくロウソクの灯りの中、誰よりも死神らしく見え、同業の俺すら、恐怖を覚えた。
そんな恐怖心を知ってか知らずか、彼女はささやくように「そういえば、閻魔のロウソクってあるのかな?」と、俺に聞いてきた。
「吹き消すつもりか?やめとけ。格上だぜ」
と、言った瞬間、彼女の姿はなかった。

 命が燃え尽きるまでの番人が消された瞬間だった。

 彼女の存在など最初からなかったかのように、無数のロウソクの灯りだけが揺らめいている。
 “だから、ジョークにならねえって、言ったじゃねえか…。”




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おかげさまで♡3000超えました。
ありがたすぎて感涙です。
本当に本当にありがとうございます。

今回は珍しく小説風に書いてみましたが、不慣れなので、大目に見てくださいませ。
♡目標達成しましたので、しばらくお休みします。

9/11/2023, 11:48:13 AM

『カレンダー』

カレンダーは毎年買います。もう来年のカレンダーが出始めているから、選ぶのが楽しみです。
趣味でフックもコレクションしているので、カレンダーを掛けるフックにもこだわりがあります。
毎日見る物だから、お気に入りだと嬉しくなれます。

ちなみに、日本のカレンダーは日曜日から始まりますが、ヨーロッパ諸国は月曜日から始まるそうです。

9/10/2023, 12:58:50 PM

『喪失感』

【ハイパーグラフィア】
書きたがる・描きたがる人
一人黙々と書(描)かずにはいられない状態
【グラフォマニア】
書きたい見せたい人
出版したがる人
【ハイパーレキシア】
過読症、読まずにいられない
【ディスレクシア】
失読症、文章が読めない

覚えたての言葉を並べました。
「グラフォマニア」を見たとき、なんとなく、なんとなーくですが、自分の事のように思え、書くことへの意欲が下がり、喪失感を持ちました。

ちなみに、日本語圏はグラフォマニアが多く、世界のブログの37%は日本語のブログなんだそうです。





2023/09/11 編集にて
暗くなるから、書くのを避けた『喪失感』が、書かないために、心の底にこびりついてモヤモヤと広がってきてしまったので、やっぱり書かせてもらいます。

わたしは自死遺族です。
祖母と母が自死しています。
ネットで希死念慮はよく見掛けますが、自死遺族の投稿を見ることがなく、書いてはいけないのか未だ迷っていますが…

自死遺族の精神的ダメージは大きく喪失感はもとより「救えた可能性」に自責の念に苛まれ、一生心に痛みを抱えて生きることになります。わたしも例外ではありません。

わたし自身、希死念慮がありました。
でも、大切な人たちに、わたしと同じ想いをさせたくないので、「前を向いて生きる」と、自分で決めました。
なので、スマホの画面に「死にたい」と目にするたび、複雑な気持ちになります。

届かぬ願いですが、、、
生命の輝きや神秘に気付き、血が通い、呼吸し、活動する細胞を感じ、失うことを恐れて、相談出来る人に相談して欲しいと、本当に心から願わずにはいられません。

自死は5〜6人の親しい人の人生に大きく影響すると言われています。他人を慮る心をどうか忘れないでください。
命は自分だけのものではないのです。

なんて、宛のない言葉になりましたが、本音の『喪失感』です。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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