『些細なことでも』
些細なことでも、丁寧に記憶を辿ると、たくさんの思い出が溢れてきます。
8月末日に廃業のためテナントをお返ししました。
少し遅くなりましたが、本日、近隣のお世話になった方々へ、ご挨拶をしてきました。
気持ちばかりの菓子折りに手紙を添え、1軒1軒まわったのですが、本当にお世話になったので、涙を堪えるのが大変で、あまり話せずに早々に引き上げてしまいました。
秋らしい便箋を選び、ガラスペンで丁寧に書いた手紙に、感謝の想いを込めたので、伝わっていたら嬉しいです。
便箋選びやペンなんて、些細なことですが、些細なことでも、こだわりたい大事な時を、感じました。
『心の灯火』(創作)
なあ神様 あんたがくれた
心の灯火 吹き消してくれねえか
俺に灯火なんざ 必要ねえんだ
心のガラクタが見えちまうだろ
希望やら夢やら 見ちまうだろ
見たくねえんだよ 俺は
暗闇にいたい人間だって人間だろ
灯火なんざ 悲しいだけじゃねえか
頼むよ神様 あんたがくれた
心の灯火 吹き消してくれねえか
(お題の「いい事書いてね感」に反発いたしました。)
『開けないLINE』
未読が貯まると一斉既読したりするので、「開けない」がないです。
開けないLINEは、開けないなら、開かなくて良いと思います。開くも開かないも自由かと。
『不完全な僕』
完全な人を知らないので、詩にしてみます。
「不完全な僕」
ツカレタHeartを取り出して
じゃぶじゃぶ ごしごし
まる洗い
七色の竿に コンニチハ
虹のすみっこ ちと借りて
おひさま ぽかぽか
てんぴぼし
仕上げに ぷーっと
息を入れ
ふくらんだなら
出来あがり
元気なHeartの出来あがり
できたてHeartそのまんま
不完全な僕に入れたなら
不完全じゃない僕の
出来あがり
元気な僕に コンニチハ
『香水』
「香り」は、一番記憶に残るそうです。
イランイランの香りが好きなので、イランイランの香水を探し、そろそろ3瓶目が終わりそう。
誰かの記憶に残っていたら、嬉しいです。