『夜の海』(創作)
海の青は空の青だという
桔梗色の夜を映す水面は空との境目がなく
どこまでも夜で どこまでも桔梗色
銀の星と街の灯りに
なぜだか 少し ホッとした
潮の香りと波の調べに心を乗せて
遥か彼方の貴女を想う
遠く遠く 遥か彼方の貴女を想う
(生命誕生は海からなので、母なる海のイメージです)
『自転車に乗って』
学生時代、片想いしていた彼の誕生日に、ケーキを買って、自宅に届けたことがあります。
自転車に乗って1時間の道のりでした。
自転車でケーキは運ぶべからず!
『心の健康』
冷えたビールに熱々の餃子でしょ〜。
なんて書くとおっさんみたいな生活がバレますが。
でもね、心の健康は、心のガラクタを捨てることだと思います。捨て方は人それぞれですけどね。
『麦わら帽子』
麦わら帽子は、森村誠一「人間の証明」を思い出します。
そして、なぜか悲しくなります。
他に浮かばないので詩の創作を残します。
『麦わら帽子』
父は麦わら帽子がよく似合う
いかにも農夫らしい
いかつい体格に その焼けた素肌に
麦わら帽子はよく似合っていた
そんな父がわたしは嫌いで
農家の娘であることを恥じた
何を恥じることがあっただろう
何を嫌うことがあっただろう
父は麦わら帽子がよく似合う
無口であまり喋ることもない
そんな父の背中は大きくて
大きくて 大きくて
謝ることもさせないほどに
『終点』
少し前によく聞いていた曲のフレーズが頭を過りました。
「愛の遺伝子を持たずに生まれてくる人はいなくて…」
(OKAMOTO'S「Where Do We Go?」より)
愛されてこなかった過去を持つ人は思うより多くいると思っておりますが、愛されずとも愛することは叶うと、強く思えるフレーズに感じます。
たとえ愛し方を知らなくても遺伝子に刻まれているなら、、、そんな希望が見えるワンフレーズです。
辿り着く終点は見えないですが、わたしはわたしの1歩を重ねるしか出来ないので、たまに休んだり振り返りながら、なんとか前へ進んでいきたいです。その先が、どんな終点であろうとも。
(歌詞のワンフレーズの引用は著作権侵害に当たらないらしいので、引用させていただきました。)