『窓越しに見えるのは』
車の窓越しに見えるのは、いつもの見慣れた風景だった。「ああ、帰ってきたな」と、ホッとする反面、少し寂しいようなイベント帰り。
どこへ行っても、この見慣れた風景に帰ってくると、同じ感覚を持つ。帰宅とは、そういうものなのだろう。
『赤い糸』
あしたから
かれしと
いかほ温泉に
いきます
とか、言ってみたいな
あのとき
かわした
いのりを胸に
いとしいあなたと
ときを刻む
あかい糸
かわいいあの子と
いっしょに
いつまでも
とわに誓う
『繊細な花』
近所の小さなギャラリーで、切り絵の繊細な花を見たことがあります。真っ白で幾重にも切り絵を重ねた立体的な作りで、思わず足を止め、その繊細さに見惚れました。
繊細であることは、どこか儚げで幻想的でもありますね。
『1年後』
何かを成し遂げるための目標設定は、「十年後の自分」を考えると良いのだそうです。
一年後の自分も想像できないわたしには、難しい設定です。
一年前のわたしが、今のわたしを見たら、「がんばってるね」と、思う気がするので、きっと、一年後もがんばってるように思います。
でも、がんばれるのも、健康あってこそですし、未来のために、今が大切だと思えます。
「日々の積み重ね」なんて、文字にしちゃうと、やけに大袈裟になりますけど、結局、そういう大袈裟っぽいことは、生きていれば、割りと些細なことなんですよね。
一年後も、そういう些細なことを大切に想っていたいです。
『子供の頃は』
子供の頃は、一年が長かったです。
大人になると一年が早く感じるのは、トキメキが少ないからなんだそうです。一年が早く感じるようになるボーダーラインは19歳くらい、とのこと。
5/23から「良い事メモ」を続けています。
寝る前に、その日にあった良い事を五つ箇条書きするだけの簡単なメモです。
5行日記みたいなものですので、「トキメキ」と、まではいきませんが、今年は少し一年が長く感じられるかもしれないので、続けてみます。
もっとピュアな心で、子供の頃の心をもっていられたら、毎日が輝くのかもしれないですね。
心を取り出して洗えたらいいのになぁ、と、思う土曜日の夕方です。