『梅雨』
こちらの地域は、明日、梅雨入りの予報らしい。
南の方は、もう梅雨入りしてますね。
雨は嫌いだけど、雨音は好き。
他に何も浮かばないので、詩を作ります。
『あまおと』
真っ暗どんより どこまでも
今にも落ちそな 黒い空
しとしと続くよ いつまでも
静かな雨音 初夏の音
悲しみ纏う雨音は
波紋残して消えてゆく
泣けないあの子のなみだの音を
代わりに奏でる雨の音
悲しむあの子の心に落ちて
笑顔が戻るその日まで
しとしと続くよ いつまでも
静かな雨音 優しい歌よ
『天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、』
「天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、僕たちの未来についてなんだ。」
彼女は訝しげな顔で「「どうだっていい。」は、ないでしょ。」と小さく呟いた。
「ごめん、でも、大事な事だから、聞いて欲しい。」
僕たちは行き先を変えるべきだ。
そんなに海外に拘る必要もないし、国内だって素敵な旅は出来るはずだよ。
新婚旅行だからって、海外にすることないだろ?
それに、台風らしいじゃないか。
「そうね、その通りよ。だから天気の話をしていたのよ。あなたは、わたしの話を何も聞いていないのね。」
(お題、難しいよ…)
『ただ、必死に走る私。何かから逃げるように。』
かっこつけるのが苦手
映えを狙うこともない
かっこつけるのが苦手なまま
ダサい大人になった
毎日、ただ、必死に走る私
何かから逃げるように
現実を生きている
事実は果敢なく脆いから
美化された幻想に変わっていく
その幻想は現実を嫌う
私は事実から逃げるように
現実を生きている
不格好にダサい全力疾走で
『「ごめんね」』
「ありがとう」と「ごめんね」は、素直に言えたほうが良い。
そのほうが、きっと、良いことあるから。
でもね、無理矢理に自分を責めるような、いたたまれない「ごめんね」は、あまり言わないほうがいいかも。
それは、素直じゃないし、自分が壊れてしまいかねないから、ね。
気をつけてね。
(ごめんね。純正新品未開封の言葉が見つからないの。)
『半袖』
衣替えで気分を変えて
軽やかな光のもとで
一緒にはしゃごう
あ、日焼け止めは忘れずにね。
この季節の紫外線は1番強いから、ね。