いつもあなたは私に紅茶を淹れてくれる
私がお茶をしよう?
というと
仕事なので
とそっけなく返すあなた
私とあなたはお嬢様と執事
恋をしても届かない
ならば花を贈ろう
あなたに花を贈ろう紅茶に添えて
気づいてほしいな
でも気付かないでほしいな
そんな時間もすぐに過ぎ
私に紅茶がつがれる
その時の紅茶の香りは今でも忘れられない
『紅茶の香り』
私はあなたに失恋をした
あなたには好きな人がいるの
それは私じゃない
知ってた
知ってたんだけど
どこかで自分かと期待をしている私がいた
それなのになぜあなたは私に優しくするの
諦められなくなるじゃん
あなたはなぜこう言うの?
その『涙の理由』を教えてと
なんで優しくするの?
なんでなんでなの?
やめて痛いから
心が痛むから
どうか
どうか
これ以上期待させないで
どうかお願い
聞かないで
この『涙の理由』を
なぜだろう
この胸の高鳴り
あなたを見つけるといつも高鳴るこの胸
私は今日も恋をしているのだろう
きっとあなたは気づかない
あなたを見つけては高鳴る鼓動
今日
あなたに初めて話しかけられ『ココロオドル』
私は画面越しのあなたに恋をした
きっと現実で巡り会えるわけではないけど
いつもかっこいいセリフをいうあなたはいつまでも私を見ようとしない
そんなあなたを好きになった私は
架空の人物にあなたを思えない
なぜならあなたに恋をしてしまったから
叶わぬ思い
どうか届けと願うばかり
私はそんなあなたの事を来世でも見ていたいと思う
たとえ画面越しの恋でも
どんな世界でも
またあなたと『めぐりあえたら』
あなたはいつだってそうだった
そんな事言われたら
どこか期待してしまうじゃないか
まだあなたと居たいと思ってしまうじゃないか
あなたの為を思って離れるのに
あなたの為に別れるのに
これじゃあ、私は離れたくなくなるじゃないか
私はあなたと居たいのに
『別れ際に』あなたは言った