夏休みに夏祭りを一緒にいこうと約束をした
けれどあなたは仕事を優先した
その日は久しぶりにお出かけにいけるというから
気合いを入れて準備をしたのに
それも意味がなかった
悲しいな
泣いてもいいのだろうか
もう冬が近づいてきた
今度は
次こそはと
期待していいのだろうか
今年の『冬は一緒に』
少しでもあなたといれるだろうか
どうかこの願いをサンタさんに叶えてもらいたい
入学当初私の隣の席に座るあなたに私は恋をしてしまった
けれどあなたは斜め前の子に恋をしている
失恋すると分かっていてもやはり辛い…
帰り道忘れ物をした事に気づき教室に戻る
その時は私は聞いてしまった
あなたが告白の練習をしているのを
誰に言うのだろう
その眼差しは誰に向けられるのだろう
教室に入ろうとした私は向きを変え家に真っ直ぐに帰った
彼が教室で何をしていたのか
それを見てない事にし『何でもないフリ』とした
私は失恋した
あなたと行くはずだった夏祭り
もう別れてしまったなら夏祭りの予定もないよね
私はあなたの思い出に浸ってしまう
どうしても忘れられない
どうしたら忘れられる?
私は悲しく思いながら
今日も『部屋の片隅で』泣いている
私は宝箱の中にいたらしい
拾ってくれた人は海賊
まだ小さい私は
あたたかな温もりを感じながら育った
純粋な気持ちのまま
大きくなるにつれ海賊というものを知った
けれど私の事を育ててくれている海賊の人達は
いい人達だ
けれど
いつかこの人達とお別れをするだろう
その時まではどうか幸せな時間を
私の『宝物』
いつも大切に思っているのに
どうして言葉でいえないの
言おうと思っても
喉に突っかかって伝えられない
苦しい悲しい
どうしてなんだろう
今日もまた言えずに…
あぁなんて悲しいだろう
いつかそういつでもいいの
だからきっと
あなたに【大好き】だとしっかりいえますようにと今日も願っています
また今日も心と体が『はなればなれ』