灯月

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7/21/2025, 5:49:22 AM

【今を生きる】

誰かのまなざしに映る自分ではなく

今ここに在る、この鼓動のままに

知っている 何を選べばいいのか

感じている 何が本物なのか

導くでもなく 導かれるでもなく

ただ、共に立ち

ただ、今を生きる

揺るがぬ意志は静かに光り

7/19/2025, 12:21:28 PM

「飛べ」

約束の輪が、きらめく水面に映る。
豊かな流れは、とどまることを知らず
どこまでも深く、どこまでも広く、広がっていく。
その中で、彼は静かに、しかし確かな目で
遠い水平線を見つめている。

さあ、恐れることはない。
その手に結ばれた絆と
尽きることがない恵が
お前を支えているのだから。
もはや、足枷はない。
古き習慣も、重い鎖も
すべてを解き放て。

見上げれば、青い空が限りなく広がり
その向こうには、まだ見ぬ世界が待つ。
彼の瞳が捉えた未来へ
今、翼を広げよ。
その魂に宿る真の願いを信じ
恐れずに、高く、高く、舞い上がれ。
飛べ。
自由の風に乗って
どこまでも、どこまでも。

7/18/2025, 2:08:18 PM

「special Day」

風が少しだけ甘くなる朝
目覚めた瞬間にふと笑ってた。

理由なんて、いらないよね。
今日はただ、特別な日だから。

子どものような心で
気になる方へまっすぐ歩いていく。
計算もしない、遠慮もしない。
ただ「好き」を続けてみるだけ。

誰かのためじゃなく
自分のリズムで重ねてきた今日が
そっと輝き出す。

それはきっと
奇跡じゃなくて
毎日の素直な積み重ね。

その瞬間こそが
わたしだけのーーspecial Day。

7/17/2025, 2:11:15 PM

「揺れる木陰」

静けさに包まれた午後
風が枝葉を揺らすたびに
光と影がリズムを刻む。

そこは誰にも邪魔されない
心がほっと息つく場所。
重ねてきた日々も
迷いも、願いも
すべてが自然に溶けてゆく。

きっと今日という日は
何かを決めるためじゃなく
何も決めずにいるためにある。

揺れる木陰の下で
だた自分とひとつになる時間ーー
それが、ほんとうの「調和」かもしれない。

7/16/2025, 1:28:10 PM

「真昼の夢」

まぶしさの中に
ふと溶け込んだ 白昼のまどろみ

日差しと影が交わる場所で
私は誰でもなくなり
そして 本当の私に還ってゆく

足元を流れる時間は
止まることなく でも急がずに
いつものように 優しく進んでいく

揺れる心に そっと手を添えて
ひとつ、またひとつと
整えてゆく 目には見えない重心

これは夢か 現か
けれど確かに いまここにいる

醒めない夢のような午後に
私はただ、静かに息をしている

それだけで
すべてが、うまくいっている気がした

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