片想いから両想いへ
一番胸が高鳴る瞬間
両想いから片想いへ
何よりも苦しい瞬間
片想いから両想いへ
無関心どうしになる
世の不条理を感じる
無理なものは無理だし
それが無理じゃないやつもいるし
不公平不平等
辛い
ちょっとけんかしたときも
一旦距離を置こうと決めたときも
少しずつ疎遠になるのを感じたときも
あなたとの連絡をしなくなったときも
久しぶりに会うことになったときも
あなたに抱きしめられたときも
ずっと幸せにすると言われたときも
泣かないようにしてたんだ
私の最期、
最期くらい泣き顔見せるのもいいかな
私は心霊系のモノが嫌いだ
一人暮らしだから怖いと思っても誰もいない
でも怖いもの見たさでたまーに見ちゃうんだよね
そんで見てみるとやっぱり怖い
そういうときは取り敢えず人形と抱き合う
やっぱり怖いよねぇ
夜の道を帰っていると突然星が降ってきた
「?」と思うだろうが文字通りだった
「いったぁ…!」と言ったも束の間、声が聞こえる
「ごめんね」
と降ってきた星が答えた
会話できるのかよ!と思いつつも星が語り始めた
なんと星の間でも喧嘩があるらしい
そしてその喧嘩を仲裁しようとすると当事者二人からボコ
ボコに巻き込まれてこっちまで墜ちてきたらしい
なんか…可哀想だな、と思ったが星は元気に答える
「僕の居場所じゃなかったみたい」
自分と似たようなヤツだ
あぶれものというか周りに合わないというか
ウマが合うやつだったからすぐに打ち解けた
それから少し、流石に戻ろうとコイツは言った
ちょっぴり寂しかったがまあコイツも仕事みたいなもんだ
これやるよ、と自分の欠片で指輪を作ってくれ、そして
「ずっと見守ってるからな!」と星空へ戻っていった
それから数年、いまだそのブレスレットを気に入って身につけているが嬉しい変化があった
会社で友だちができた、それもウマが合うヤツ
そいつは自分と良く似たペンダントを付けていた