6/13/2025, 4:27:59 AM
あぁ、愛おしい
そう呟く事が日に何度もあって
私の腕の中で静かな寝息を立てる彼女は
世界で一番愛おしい
小動物、癒し系のキャラクター
愛犬、愛猫
愛おしい対象なんて幾らでもあるのに
その全てを超える程の愛おしい存在が私の腕の中にいる
世界中のどんな愛の言葉をかけたって
その愛おしさには届かない
息を吸うように、吐くように
彼女の愛おしさが溢れて
心が深い所で満たされる
梅雨の鬱陶しいジメジメとした朝の空気も
彼女の髪を撫でるだけで
彼女の頬に触れるだけで
心が癒される
彼女の寝顔から目が離せないでいると
ゆっくり目を覚まして
彼女は母国語で
I love you
最高の朝を
最高の一日は
きっと彼女が作ってくれてる
6/11/2025, 10:45:18 AM
一番愛した
一番愛された
人生の半分も生きてないのに
そう言い切れる自分に驚きを隠せない
この愛はあまりにも
不器用で痛くて切なくて脆くて
一番乱れて、満たされた
深く深く満たされた
一番狂って求めた
そんな愛を美しいと思う
それでも
彼女の腕に残った傷と
私の心に消えない傷を無視できない
一生残る傷と一緒に
私も生きて。
5/29/2025, 12:23:12 AM
久しぶりに太陽が雲の間から顔を覗かせた朝
鳥達の声もいつもより高めな気がして
いつものように目を擦りながら洗面所に行く彼女を見送って
彼女の朝ごはんの支度をしてる
窓を全開に開けて籠った夜の空気を外へ逃すと
愛猫たちも背伸びをして目を覚ました
愛おしい人がスッキリした顔で私に背伸びして近づき
朝の挨拶をする
長い髪に指を通して抱擁し唇に触れる
ありがと。と言って振り返る
その後ろ姿を見ていると
朝の気持ちのいい風が
彼女の長いサラサラの髪を優しく撫でる
こんな毎日がたまらなく愛おしい
そう思いながら彼女の為に
今日もパンを焼く