紫陽花

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4/3/2025, 11:39:45 AM

『君と一緒にいたいんだけど…駄目かな?』

そう言って春の風が桜を吹雪かせるこの季節に顔を赤らめた貴方が私にそう言った

「え…?それって…私に言ってる?」
『もちろん。』
「間違えてない?」
『間違えてなんかないよ。僕は間違いなく君と一緒にいたいんだ』

そう真っ直ぐな目で私を見つめる貴方と私の間に桜が吹雪く

「なんで私なの?」
『ずっと好きだった。友だちと笑ってるときの笑顔、誰にでも好かれていて優しいところ。気付けば全てを目で追ってた。気付いたら好きになってた。誰かに向ける笑顔も僕にみせてほしい、そう思うようになった。』

彼は赤らめた顔のまま、はにかんで私に言った

『君の笑顔を1番近くでみていたい。ずっと隣にいたい。』
「待って待って、そんなこと急に言われても…」

私がそう言うと彼は私に近づいて手を伸ばす

『ずっと好きでした。僕と付き合ってください』

差し伸べられた手にどう答えればいいのか分からない。

けれど、真っ直ぐに気持ちを伝えてくれる君となら
どんな未来でも歩いていきたいなと思った

4/2/2025, 2:33:40 PM

空に向かって手をのばす

そこには無限に広がる青空とただそこに存在している人間の手
届きそうで届かないことは子供のころから知っている

悲観的に考えるときも空をみるし、ただ意味もなく見上げることもある

いつだって空はみる

自分の将来への成長も、向上心も、日頃の感謝も
決して手の届かない空に向かって飛ばしてみるのもいいかもしれない

4/1/2025, 11:39:07 AM

『はじめまして』

この言葉も言う時期が来た

入学式、入社式、新しく顔を合わせる人

はじめましてと言う機会が多くなる今、その言葉を言うことに緊張している人が多くいるのではないかと思う

『どんな人なんだろうな』『友だちできるかな?』
『やっていけるかな』
この時期、そう思っている人は多いと思う

緊張で眠れなかったり、震えが止まらなかったりする人もいるかもしれないが大丈夫

私自身もとても緊張する

相手が緊張しているのと同じように私も緊張している

お互い緊張しているのだ

『はじめまして』は緊張をほぐす合図の言葉

そう思って『はじめまして』を言おう

3/31/2025, 12:36:47 PM

『またね!』という言葉は、また会おうね!という意味が込められていると感じている

友だちや恋人と会った帰りなどに『今日はありがとう。またね!』と言って手を振ることは誰しもが経験したことがあることだと思う。

私は『またね!』ではなく『じゃあね!』と言ってしまう。
それに対して特に深い意味はなくただただずっとじゃあねと言ってきたのだ。

けれど、一度だけ『じゃあねじゃなくてまたねって言ってほしい。じゃあねってもう二度と会えないみたいじゃん。』と言われたことがある。

衝撃だった。
自分では『またね!』にも『じゃあね!』にも特に深い意味は無く私にはどちらの言葉にも『また会おうね』の意味を込めていた。
けれど、相手によっては言葉に不安を持つということが分かった。

そう言われた日から私は『またね!』と言うようにしている。

その言葉にまた会えるようにと願いを込めて

3/30/2025, 11:02:23 AM

春風とともに
貴方の柔らかい笑顔が運ばれる

春のように、桜のようにふわっと笑う貴方は
いつだって顔をピンク色に染めている

桜をみて無邪気にはしゃぐ貴方も
風が吹いて桜が舞う中、髪をおさえながら髪をまとめる貴方も

全て春の風が運んでくる

春風とともに、貴方を運んでくる

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