【最悪】


【最悪】ね…
これは人それぞれの価値観で
生きてきた年数や
過去に何があったかで
随分差が出る物ではないか？

ワタシの身近には
いわゆる「ぼんぼん（社長の息子）が
二人ほど存在するのだが…
1人は目上であるから、仕方なく
「あー、はいはい」って流すのだけれど…

もう1人は子供くらいの年齢だから
同じ会社にいようが
年数で言えばワタシが先輩だった
から
事あるごとに【最悪ー】
だの
【面倒くせー】だの言うもんなら
ワタシ「舐めんな！ぼんぼん！」
ぼんぼん「ぼんぼん言うな！」
ワタシ「うるせー！ぼんぼんはぼんぼんだ！お前如きが、何ができる？
底辺の何を知ってる？
のうのうと生きてきたお前がでかい口を叩くな！」と…

しょっちゅう叱ったものだ
フルタイムパートの分際であろうが
関係ないのだ
ワタシはぼんぼんが入社する前から
会社のために会社の皆のために
お客様のために必死で家事と仕事を
鬱が再発するまで両立してきたのだ

そしてぼんぼんと違い
毒親の倒産や、夫の借金地獄も経験済みだ

何でも手に入る環境にいたぼんぼん如きに
偉そうにされては堪らん

他の社員か？
そりゃ社員となれば色々考えるのだろうね？
社長の息子だ、VIP対応だ
強く言えない

ならばワタシが教えてやるしかないだろ？
会社で唯一、このぼんぼんに対して
強く叱ったり、時には我が子の様に
じゃれたりした
ぼんぼんも叱られることには慣れていないせいか？
逆にワタシを慕っていた

でも結論
このぼんぼんにも会社の社長にも
ワタシは嫌われる事なく
再発のため休職後、退職に至ったのだが
最後まで逆にVIP対応だった

ぼんぼんにとっての【最悪】は
ワタシにとっては
それはちっさい、ちっさい不運くらいだ
今日の占いと変わらないくらい
些細な事だ

だから
何をもって【最悪】なのかはわからない
ワタシよりも
もっともっと苦しんできた人からしたら
ワタシなんかの【最悪】も
ちっさい不運でしかないのかもしれない

だから
育った環境、今の環境
過ごしてきた年数、価値観
それらによって
みんなの【最悪】は違う物だ

【誰にも言えない秘密】


今のワタシの
日常だろうか？

ワタシが毎日
どのように過ごしているか

鬱が再発して
どのように徐々に回復してきているのか
いい日もあったり
ベッドに磁石でくっついているかの様な日も
その繰り返しだ

だけど
クズ夫もこんなワタシの
それは知らない

磁石でベッドにくっついていようが
ご飯をつくる元気がなかろうが
コロナにインフルエンザになろうが
それならそれで
自力でボサボサパジャマでコンビニに行き
クズ夫の夜ご飯を買う

子どもの前でも全部は言えない
多少は辛いと
弱音を吐ける年頃にはなったから
「ごめん…今日はコンビニご飯でいい？」
って言うくらいで
一緒には来てくれるが
結局、重たい身体を起こして
コンビニに向かう

ワタシの辛さや頑張りは
【誰にも言えない秘密】
というより
「誰にも見せない秘密」なのだろう

辛いよ…
しんどいよ…
助けてよ…

そう言える人が傍にいたら…
うつは再発しないのかな？

毒親に育てられ
クズ夫しかいなかったワタシの人生、
こんな人はまだ傍にいたことがない

弱音を吐くって
きっとすごく大切なことなんだろうね

身内、誰一人として
本当に苦しんでいるワタシを知らないのだ

これがワタシの
【誰にも言えない秘密】

【狭い部屋】


小さな頃、転勤族だったワタシにとって
一軒家は憧れだった
チラシに入ってくる
建売の一軒家の図面を見るのが
とても好きだった

高校は建築科を目指したが
呆気なく、親によって却下された
親のお金で商業科に行くか？
働くか？
の選択肢しか与えられなかった

あのペラペラのチラシに
ワタシの夢は詰まっていた
図面を見ては
「ここにはこんな家具、
ここは子供部屋かな？
子どもは3人欲しいから
なんとか３つに変更出来ないのかな？」
なんて…
淡い、儚い、夢を抱いたものだ

そしてワタシは、その頃から
独り時間がないと
しんどいことを知っていた
だから1番【狭い部屋】は
書斎でも何でも構わない
ワタシの部屋にしよう！
と決めていた

が、現実は20で結婚し、出産し
クズ夫の度重なる借金と
浮気に不倫、モラハラ地獄

毒親を持つ、
モラハラ夫を持つワタシには
頼りに出来る人は一人もいなかった
が、
全部、ワタシが清算した
今では主流だが、
弁護士への債務整理依頼
浮気や不倫をする度に
相手方へワタシが連絡をし
最終的には携帯電話番号を替える

コレはよくない結果をうんだ
ワタシが清算することによって
夫本人の、罪悪感はさほど生まれない
だから繰り返す

もう遅いが、もしこんな夫を
お持ちの方？
即刻別れて、清算の責任など自分が
背負ってはいけないよ！
ほんと…
自分のしたことを反省するどころか
モラハラ度が増すだけ

だが、いま、とりあえず
二人の子が巣立ったので、借家だが
六畳一間の【狭い部屋】
というよりも「狭い家」が出来た
自分の好きなもので溢れている
自分だけの【城】とでも言える

今後3人目が旅立つ時
ワタシもここから旅立つ訳だが
この六畳一間に収まり切るものしか
ワタシは持たないことに決めている
ワタシのものは全てこの部屋にある

つまり、
出て行く準備を８年かけてしてきた
子どもの想い出や巣立つ時に
持っていって欲しい物は子ども部屋に…
ワタシのものはワタシの
【狭い部屋】のみ
つまり
この部屋一つだけで、
ワタシは巣立つことができるという訳だ！

一つやりたいことがあるんだ
クズ夫への最初で最後の復讐

出張中の夫が帰ると…

この部屋丸ごとすっからかんにして
ある日突然、
旅立つのが今の夢⭐︎
弁護士通しての離婚申請と
退職金の財産分与申請

あと少しだ
こうしてワタシは第2の人生を
手に入れる❤︎

【失恋】


相手への気持ちが成熟しないなんてさ
普通じゃない？

寧ろ、お互いがお互いを
好きになること自体
ワタシは奇跡だと思う

なんらかの形でお別れしたとしても
それは仕方のないこと

だってさ…
無条件で一生、お互いを愛せる人って
どのくらいいるんだろう？
3組に1組は離婚してるってよく聞くじゃん？
でも我慢して離婚しない人だっている
ワタシが、そうだ
そうなるとさ
2組に1組くらいは
もう愛なんてないんじゃない？

おじいちゃんやおばあちゃんになっても
手を繋いで歩いている夫婦や
文句を言いながらも
ちゃんと愛が伝わる夫婦を見ると
微笑ましいというより
ワタシは尊敬するんだよね

結局、お互いを信頼していて
お互いをちゃんと尊敬出来ている
この二つがさ
たった二つなのにさ…
簡単そうで、相当難しいんだ

ワタシは両方、
結婚してたった２年もしないで
なくなったよ…
夫がクズだったからね
頑張ってみたけど
この、信頼と尊敬は
2度と戻ってこなかったよ
相手も償う気持ちの欠片もなかったしね

彼もまた
ワタシへの信頼も尊敬も
最初からなかったんだろう

だって…子供ができたって言ったらね
「で？どうしたい？結婚する？」
ってワタシに決めさせたの

昨日の題材の「正直」ってやつじゃないけどさ…
相手に選んでもらったなら、決められたなら
今後何があっても
相手のせいに出来るってことなんだよ…
怖いよね…

人生でさ初めてさ
子どもを産みたいから結婚したいって
自分で人生選んだ結果がさ…
何をされても言いなりの２４年目

だって別に俺、結婚したいとか言ってないし！

彼はずーっと頭の隅にそれがあるから
何をしても許されると思っているんだ…

だからね
彼にはこれから
【失恋】してもらわなければならないの
彼はそれでも多分
人のせいにするんだ
だってうつ病になって
１４年も理解を示さないんだもの

彼は一生【失恋】をしない人かもしれない
だって多分
彼は我が子のために死ぬ勇気もない

それはそれでかわいそうな人生だね
人を信じてないし
恐らく人を愛せない人
何も感じないなんて
可哀想な人だよ

さよなら
ワタシはもうすぐ
あなたから逃げます

【正直】


正直とは
ウソや偽りのないことなんだろう

だとすると…ワタシには欠けている

自分自身の 利得は後回しにして
周囲の人や状況に対して
最も良いと思われる言動をすること
そのような行動習慣を 持つ人を
「誠実」な人というらしい

だとすると…ワタシは後者だ

【正直】に生きられる人に
ワタシは憧れる

「誠実」に生きることの苦悩を
ワタシは知っている
自分を犠牲にしていることと
「誠実」は何が違うのか？

だからもう…ワタシはやめたんだ
バカ「誠実」な人間を

今後は
バカ「正直」な人間にワタシはなる！