NoName

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6/26/2025, 8:18:17 AM

線路のせいか。線路のせいか
乗っている電車が傾いておりまして
左右に私は揺れておりまして。

無惨にも。
無惨にも。

車窓は粉々に砕け散ってゆきました。

こんこん、そう音を立て
床には丸っこいビー玉が。

あぁ、こいつが正体。

皮肉にも、皮肉にもですね。

それは美しく美しく
差し込む光に反射しておりましたから。

6/24/2025, 2:22:47 PM

するするすべる髪に
僕はすべって落ちてゆくのです。

時折たまたま時折、

幻聴がするのです。
耳の奥で声がするのです。

幻聴のきっと劣化版
家族の声がするのです。

どこかの記憶を伝って、
きっと、きっと
脳みその中心にカセットテープがあって
僕の耳の奥で鳴らしているのだろうと

聞かなければ
その声がホントだったか僕には判別できない。

うるさいと言うのです。
僕の名前を呼ぶのです。

でも、僕には分からないから。


6/16/2025, 8:41:05 AM

好いている人とのメッセージは好きだ。
口が無意識に笑顔になってる、
でもやっぱり
それを待ちわびている時間はドキドキして慣れない。
好いている人とのやり取りはすぎだけど、
時間が伸びていく度、
僕の不安はましていくから。
ぼくは向いていないんだなぁ、

6/14/2025, 2:49:29 PM

きょぅはなんともサイアクな事があった。
おっさんがぼくの肩を押してくんだ
きのーと、きょぅ、。
連続でおっさんとふれあってぇると、
ぼくのココロも尖ってくもンヨ。

オマエはしってるか?
電車のせんとーはたのしんだぜぇ。
がたんがたん、
線路がまんまえにあってオモシロイんだ。
だぁれもみやしないんだけどな、
タブンあいつら損してるぜ。


ぼくぁ、ジジイになって死にたいなぁ。
なぁ、?



タバコくれよ
やさしーオニーサン。

6/10/2025, 1:11:30 PM

午前3時。
ふと目覚めて、
眩しさに思わず目を潰しそうになった。
月とはこんなに明るかっただろうか。

言葉を使うのには躊躇する。

まるで意味が伴っていないことが僕には多々ある。

月に照らされ、
色素の薄い髪の毛が
ゆらゆらと光を透かしている。

彼を僕はきっと愛している。

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