『つまらないことでも』 160
一度辞めてしまった後に、それが再び出来ないことなら。
取り敢えず続けてみてもいいかもね。
今辞めるなんて勿体ない!
どうせ何時でも辞められるのなら、もう少しだけ生きてみようよ。
『澄んだ瞳』
"やりたい事をやった"だけ
結末なんて興味無い
誰かが死んだ
どうでもいい
誰かが生きた
どうでもいい
誰かの不幸
どうでもいい
誰かの幸せ
どうでもいい
どこかの誰かが
どうなろうとも
そんな事は
どうでもいい
"やりたい事をやった"だけ
結末なんて興味無い
『神様が舞い降りてきて、こう言った。』
「私は決して怪しい者ではありません!」
『花咲いて』
バシーン! バンバン!
ドンドコドーン!
自分の頭を叩いてやると
ジンジンジンと熱を持つ
重ねるほどに暖かく
冷めた自分が死んでいく
「なかなか気持ちが良いもんだ」
バシーン! バンバン!
ドンドコドーン!
叩いて叩いて叩いて叩く
冷めた自分は事切れて
血反吐を吐いて倒れ伏す
終いに死体は干からびて
色とりどりの花が咲く
「なかなか綺麗で雅なもんだ」
バシーン! バンバン!
ドンドコドーン!
ドンガラガッシャーン!
バンバンバーン!
まだまだ
まだまだ
叩いて叩く
花が咲いては散っていく
風が吹いては舞っていく
冷めた自分は物言わず
窪んだ瞳で何を見る?
「なかなかどうして無様なもんだ」
バシーン! バンバン!
ドンドコドーン!
ドンガラガッシャーン!
バンバンバーン!
『もしもタイムマシンがあったなら』
蝉が鳴く
一つ鳴く蝉、捕らえたならば
あの夏空に帰れるか?
蝉が鳴く
二つ鳴く蝉、捕らえたならば
その眼に映るは泡沫か?
蝉が鳴く
三つ鳴く蝉、捕らえたならば
脳裏で爆ぜるは玉響か?
蝉が鳴く
四つ鳴く蝉、捕らえたならば
懐かしむ世の虚しさよ
懐かしむ夜は儚さよ
日暮し帰路に斜陽がかかり
誰そ彼との影法師
ジージージーと籠が泣く
哀れ馳せるは己が蝉