9/28/2024, 3:58:09 PM
別れ際に
束の間の逢瀬だった。実に半年ぶりなのだけど。
互いに時間が無く、実入りのある会話はほとんど出来なかった。
たとえそんな時でも、それが特別なイベントならば、必ず写真を撮るようにしている。
ふわりと消えていきそうな泡沫の記憶が、手のひら程の大きさにしっかりと焼き付くように。
それはきっと、明日を生きぬく希望になる。
9/23/2024, 3:37:03 PM
ジャングルジム
頂上にそびえる君が手招きをした。
仕方ないなと、僕もジャングルジムを登り始めた。
サビの付いた手でハイタッチをしたところで、2人しててっぺんに腰掛ける。大の大人2人には少々狭く、少しおしくらまんじゅうのようになってしまった。
どでかい夕焼けを眺めて君との思い出を並べる。君との結びつきがほどけないように。
よくよく見たら、結ぶ場所はとうの昔に消えていたらしいけど。
9/19/2024, 2:11:41 PM
時間よ止まれ
夢のような時間は、いつか本当に夢になる。
うつつな記憶の中に流れる時間は幻なのでしょうか。
寝て起きたその時、その時間を過ごした痕跡がきれいさっぱり無くなってしまいそうで。
今日の出来事が、思い出の箱の中に入ってしまわないように。
9/19/2024, 2:02:39 PM
今日の心模様
君がいないので、今日も雨です。
9/16/2024, 3:01:56 PM
空が泣く
大切な人との別れの日には、必ず雨が降る。
それは、別れの時に泣いてばかりだった僕に神様がくれたギフト。
空が代わりに泣いてくれるから、僕は笑ってお別れできるんだ。